【【神様】からの解説】

 ◎ 天網恢々、疎にして失わず
 (※『老子』より)

 【神】が、張っておられる、網は、
 世界、宇宙、の、全てに、
 漏れなく、行き渡っており、
 この、【神】の網(※天網)から、
 漏れ落ちる、ものは、
 一つとして、ないのだ。
 
 つまり、お前たちは、
 どう、あがこうと、
 どう、あろうと、
 どんなに、逃げようと、
 どんなに、していようと、
 結局は、【神】の元に、
 戻ることに、なるのだ。

 その訳は、

 ◎ お前たちは、【魂】である

 ◎ 【魂】は、不滅で、完全である

 ◎ 【魂】は、神性、そのものである

 からだ。

 『西遊記』で、孫悟空は、
 まだ、乱暴(悟っていなかった)であった、時、
 お釈迦様に、反抗し、
 宇宙の果てまで、筋斗雲で、逃げたが、
 そこは、まだ、お釈迦様の、
 手の中、であった、
 
 ということと、同じである。

 このことを、お前は、
 どう、とらえるであろうか?

 これを、大いなる、【福音】として、
 「人生」を生きる、うえで、
 武器とし、もらいたい。

 「人生」で、お前たちは、
 【神】の天網で、包まれているのだ。
 【神】の網は、お前たちからは、見えないので、
 疎(※粗い。密でない)ではないのか、
 と、時に、不信と、なるであろう。
 天網から、落ちてしまう、
 と、怖くなるのである。
 実は、天網は、疎ではなく、
 天網は、密、なのだ。
 粗い、ように見せて、
 実は、完璧に、張り巡らされている。

 ◎ 天網恢々、疎にして失わず

 とは、
 お前たちが、【神】と同じく、
 完璧であり、
 だからこそ、
 今、その記憶を消し、
 いかにも、自分は、【不完全】と、思わせ、
 迷う、「人生」を、送らせているが、
 最後は、お前たちを、
 正気に戻らせ、
 残らず、全員を、救い取る、
 と、言っている、【福音】なのである。

 今回は、ここまで、とする。