【神様】 対話形式で、語る。
 その方が、伝わりやすい、テーマであるから。

【一風】 はい。わかりました。
 読者を、代表して、務めます。

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テーマ:【「君子、危うきに近寄らず」と、「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」と】

【神様】 この、2つの金言は、相反する内容である。
 しかし、この、両立こそ、「人生」の指針である。

【一風】 はい。お教え願います。

【神様】 この、どちらもが、【勇気】と、【節制】を、必要とする。

 ・「君子、危うきに近寄らず」

 これは、日頃の、備えである。
 調子に、乗らない、ということ、である。
 
 しかし、そればかり、では、
 進歩・成長は、ない、ことも、また、
 事実である。

 ここぞ、というとき、
 ここが、ターニングポイントと、見極められれば、

 ・「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」

 と、せねば、ならない。
 【勇気】を持って。

【一風】 はい。ここぞ、というとき、ですね。

【神様】 そうだ。
 ここぞ、というとき、だ。

 ここぞ、というとき、
 が、来ていると、「直感」したとき、
 お前たちは、「行動」すべき、とき、なのだ。

 虎穴に、飛び込まなければ、
 宝物(※虎子)は、得られない。

 そして、飛び込むのは、
 他の誰でもない、
 お前、である。

【一風】 はい。思い切って、「行動」ですね。

【神様】 そうである。
 必ず、ここぞ、というとき、は、
 各人に、やってくる。

 そのとき、に、
 何も、「行動」を、起こさないから、
 進歩・成長の、機会を、逃すのだ。

 そして、死後、「後悔」することに、なる。

 ・あのとき、【勇気】を、出していれば
 (※今回の「人生」は、目的を達成できていた)

 と。

【一風】 はい。私(※一風)も、このことを、聴く耳のある方に、お伝えしております。

【神様】 それで、よい。

 普段の、「君子、危うきに近寄らず」とは、
 ここぞ、というとき、の、
 「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」を、
 達成するため、である。

 ・「行動」してこその、「人生」である。

 【勇気】を、持ってもらいたい。
 
【一風】 はい。心します。

【神様】 今回は、ここまで、とする。

【一風】 ありがとうございました。
 読者を、代表して、お礼申しあげます。