【神様】 対話形式で、語る。
 そのほうが、真意が伝わりやすいからだ。

【一風】 はい。よろしくお願いします。

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テーマ:【「99」と「100」では、まるで違う】

【神様】 やり切って、こその、達成である。

【一風】 はい。よろしく、お教え願います。

【神様】 例え話に、する。

 道路工事の場合。

 「99」%、工事を終え、そこで、終わったとする。
 いくら、「99」%終えて、いても、
 あとの、「1」%が、できていないため、
 道が、開通しない。
 
 道が、開通しない、のは、
 「0」も、「99」も、同じである。
 かえって、「99」で、止まったことの方が、
 質が悪い、と、言える。

 例え話、その2。

 『走れメロス』の場合。

 たとえ、メロスが、頑張り、
 「99」%走りきり、王城まで、
 あと、少し、というところまで、
 走った。
 だが、そこで、止まってしまった、
 と、しよう。

 いくら、「99」%、走っていようと、
 王城に、行き着いていないの、ならば、
 「0」も、「99」も、同じである。
 かえって、「99」で、止まってしまった、
 ことの方が、質が悪いと、言える。

【一風】 はい。達成できていないこと、
 については、両者とも、同じです。

 五十歩百歩、だと、思います。

【神様】 そうだ。五十歩百歩、なのだ。

 やるなら、最後まで、やりきらないと、
 意味が、ない。

 メロスも、走り続ける中で、
 悟った、ではないか。

 ・中途で倒れるのは、はじめから、何もしないのと、同じことだ

 と。

 途中で、止めるようなこと、なら、
 最初から、何も、しない方が、
 よほど、良いのだ。

 ・やるなら、最後まで

 この、決意、こそが、大事なのだ。

【一風】 はい。心します。

【神様】 【真理】を、かじって、知っている。
 
 この、状態が、いちばん、危険である。

 私(※【神】)が、望むのは、

 「知っていること」=「実行」

 なのだ。

 知ってはいるが、しない、

 というのは、
 
 知らない、のと、同じなのだ。

 否、知らない方が、よほど、良い。

【一風】 はい。心に、ズシンと来ます。

【神様】 敢えて、厳しく言う。

 ・「99」も、「0」も、同じである

 ・「99」など、ないのだ

 ・あるのは、「0」か、「100」かだ!

【一風】 心に、ストンと落ちました。
 ありがとうございます。
 目が覚めた、思いです。

【神様】 そうか。
 そうであって、もらいたい。

【一風】 わかりました。
 実践が、伴っての、知識、だと、
 教わりました。

【神様】 やるなら、到達するまで、やり切れ。

 その、【勇気】を、持て。

 【勇気】ある者に、【神】からの、加護は、
 あるのだから。

【一風】 わかりました。
 良い「人生」訓を、教わりました。
 きっと、読者の方々にも、
 伝わった、ことと、思います。

【神様】 今回、は、ここまで、とする。

【一風】 ありがとうございました。
 読者を、代表して、お礼申しあげます。