【霊界】探訪
【地獄】界の、深い場所に、赴く

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今回の、【霊界】探訪は、
またしても、【地獄】界で、あります。
これまでは、【地獄】界でも、浅い場所でしたが、
今回は、【地獄】界の、深い場所を、訪問するように、
との、ことです。

場所が、場所だけに、
【神様】は、私(※一風)を、
連れて行っては、いただけますが、
安全上、私(※一風)の姿は、
この【地獄】界の、住民からは、見えないように、
していただける、のだ、そうです。
(※【波動】振動数を、上げて、透明になる)

それでは、心して、参りたいと、思います。
きっと、【地上界】に生きる、私たちに、とって、
大いに、参考に、なることが、ある、
のだと、確信しています。

それでは、【神様】に、【意念】を、集中させます。
【神様】。よろしくお願いします。

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【一風】 まあ、暗い世界、です。
 空気も、ベタッと重苦しく、粘着感が、あります。

 一面の、ゴツゴツした、荒野で、
 岩や、石が、ゴロゴロと、あります。

 まるで、羊の群れのように、
 人間の【魂】が、一団となって、
 【鬼】に、追われいるのが、見えます。
 
 一団となって、逃げてはいますが、
 全く、一人一人、バラバラで、
 団結している、わけでは、ないようです。
 テンでバラバラに、【鬼】に、おわえられ、
 ているようです。

 さて、私(※一風)の、身は、
 ここの、住民からは、見えないように、
 振動数を、上げ、透明に、なっています。
 ですから、この世界、の、
 実況を、する、といった、感じに、
 なります。
 そこのところ、ご了承、願います。

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【鬼】 おーい! 待て!待て!
 逃げても、無駄だ!
 お前たちは、ここからは、逃れられないんだ!

【★住民A】 わーー! 助けてくれー!
 逃げても、逃げても、【鬼】が、
 追いかけてくる。
 あの、棍棒で、殴られたら、
 木っ端みじんに、砕かれてしまう!
 あー! 殺されるー! 助けてくれー!

【鬼】 何をほざくか!
 この、ウソつき野郎め!
 この、オレ様(※【鬼】のこと)が、
 とっつかまえて、この棍棒で、叩きのめし、
 血の池に、放り込んで、くれる!

 待たんかー! こらー!

【★住民A】 だめだ! 追いつかれる!
 もう、何年も、何年も、こんな、目に遭ってる。
 何でなんだ?
 私は、なんで、こんな所に、いるんだ?

 あー! 苦しいー! 助けてくれー!
 誰かー! 神様ー!

【鬼】 馬鹿やろうー!
 ここには、神様なんか、いるものか!
 罪深い、お前たちは、血の池に、落ちろ!

 オレ様は、お前たち、人間が、大嫌いだ!
 ウソつきで、欲張りで、
 自分のこと、しか、考えていない!

 お前たち、は、ここから、消えてしまえ!
 くたばって、しまえ!

【★住民A】 ゼーゼー!
 どこか、逃げる所は、ないか?
 あっ! あそこに、洞穴が、ある!
 そこへ、逃げ込め!
 (※洞穴へ、逃げ込む)

 あっ! なんだ! 先客がいる!

【★住民B】(※洞穴に先に入っていた、先客)
 こら! 入ってくるな!
 ここは、オレ一人で、いっぱいなんだ!
 出ていけよ!
 
【★住民A】 頼む! オレも、入れてくれ!
 もう、何年も、何年も、こうやって、
 走って、逃げてるんだ!
 お願いだ! 入れてくれ!

【★住民B】 ここは、オレの洞穴だ!
 入るなよ! 出ていけ!
 お前が、入る、場所なんて、ない!

【鬼】 おい! 見つけたぞ!
 おとなしく、観念して、出てこい!
 オレ様が、この棍棒で、叩きのめしてやる!
(※ここで、【★住民A】は、【鬼】につかまる)

 やい!! 思い知れ!!
(※棍棒で、思いっきり、殴り倒される。あまりの、衝撃で、○○が切断される)

 わあ! ギャーー!
 ○○が、○○が、もがれた!
 痛いよーー! 痛いよーー!
(※もがれた○○は、また、いつの間にか、生えてきている。が、そのことを、意識できていない)
 許して、くれー! 助けてくれー!

【鬼】 謝ったって、許せるか!
 さんざん、お前たちは、
 【地上界】で、悪いことを、してきて、
 今頃、泣いて、わめいても、
 もう、遅い!
 観念しろ!!

 血の池に、落としてやる!

【★住民A】 それだけは、それだけは、堪忍!
 堪忍してくれーー!
 本当に、死んでしまう!

【鬼】 オレ様は、こうするのが、仕事なんだ!
 悪い、貴様らを、棍棒で、殴り、
 血の池に、放り込むのが、な!

 そこで、貴様らは、苦しむんだ!

 さんざん、【地上界】で、悪いことを、して、
 今頃、泣いて、頼んでも、
 もう、遅いぜ!

 オレ様は、貴様たち、人間が、大嫌いだ!

 何せ、
 ・自分のこと、しか、考えてない!
 ・平気で、ウソをつく!
 ・上辺だけ、格好つける!
 ・平気で、人を、騙す!
 ・何かと言えば、カネ、カネ、だ!

 そういうヤツを、叩きのめすのは、
 オレ様の、仕事だ!
 思い知れ! この、ウソつき野郎!

【★住民A】 あー! もう、だめだ!
 血の池に、沈む!
 息が、苦しいー!
 助けてくれー!
(※と、言いながら、何度も何度も、池の表面に、浮かんでくる。 その都度、【鬼】から、棒で、池に、沈められる。この、繰り返し、である‥‥)

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【一風】 あまりの、悲惨さに、目を覆いたくなる、思いであった。

 しかし、私(※一風)には、この【鬼】たちも、
 【神様】が、姿を変化(へんげ)させての、
 お姿、なのだと、見えた、のだった。

 【神様】が、敢えて、【鬼】に、姿を、
 変えられ、ここへ、来た、人間の【魂】を、
 鍛え直して、おられるのだと、
 あまりの、有り難さに、
 手を合わせる、のみだった。

 この、実況、でも、わかるように、
 ここに、来る、住民は、
 
 ・自分のこと、しか考えていない
 ・とにかく、目の前の、災難から、逃れることしか、考えていない
 ・自分の、「未熟」さに、気づけていない
 ・他人を、助けよう、などとは、思いも、しない
 ・死んでいることにも、気づけていない

 ようだった。

 おそらくは、この【地獄】界の、深い場所の、
 【波動】に、合った、【魂】が、
 自ずと、降りてくる、のだろう。
 そんな【魂】に、とって、
 相応しい、場所とでも、言うべきか。
 ここは‥‥。

 誠に、気の毒な、場所であるが、
 なぜ、ここに、居ることになったか、に、
 思いが、至らなければ、
 しばらくは、ここで、長居しなければ、
 ならない、のであろうと、確信できたのだった。

 生前の、【地上界】での、考えと、行為が、
 死後の、行き先を、自ずと、決まってくると、
 知らないからこそ、
 こういう、【地獄】界が、形成されている、
 と、推察したのだった。

 それに、つけても、
 この、【地獄】界ですら、
 【神様】が、【鬼】と、なられて、
 私たちを、救われようと、なされているのを、
 見て、
 改めて、【神様】への、【感謝】を、
 捧げるのだった。

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 私たち、人間の【魂】は、
 身にしみて、体験しないと、
 学習できない、ことを、
 ここでも、知った。

 この、【地獄】界の、住民も、
 いずれ、我が身の不徳に、思いが至り、
 この、【地獄】界を、卒業していける、ことは、
 私(※一風)から、見ても、
 明らかなことは、
 大きな、【福音】であると、
 【地上界】の、人たちに、お知らせ、したい。

 この、【地獄】と、言われる、場所も、
 私たちに、とって、
 本当に、有り難い、場所であると、
 思う、のだった。

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 以上、リポートと、いたします。
 
 【神様】、
 貴重な、体験を、させて、いただき、
 ありがとうございました。
 心より、お礼申しあげます。

 【地獄】だ、などと、いう、名称も、
 自分本位の、偏った見方の、名前で、
 あるように、思います。
 
 私たちが、何者であるのかを、
 教えてくれる、有り難い、場所なのだと、
 見方を、改めなければ、ならないと、
 私(※一風)は、思っております。

 ここは、【地獄】などでは、なく、
 【魂】の、精神改善道場、であります。
 そして、その、トレーナーが、
 【鬼】(※【神】の変化された姿)なのです。
 私たちは、逃げることなく、
 甘んじて、【鬼】の、鞭を受ける、のが、
 よいのです。