363話、に続いて‥‥

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【魂】 きっと、この、「人生」では、
 鎮守の【神様】、のこと、忘れは、いたしません。

【産土神B】 そうか。それは、
 よい、決意である。
 
 しかし、お前が、また、赤ん坊として、
 生まれると、同時に、
 これまでのことは、一切、
 覚えて、いぬように、させられる、
 のだぞ!

【魂】 かまいません。
 忘れさせられても、私は、
 きっと、【神様】のことは、
 忘れません。

 こうやって、再び、【神様】が、
 私のことを、お取り計らい、くださっている、
 それだけでも、【感謝】です。

【産土神B】 それでは、お前に、
 次の、「人生」の、乗り舟となる、
 「身体」と、寿命を、見せよう。

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 ※ ここで、社のご神鏡に、この、【魂】の、
 次の、「人生」が、映し出された。

 ・生まれる家と、親
 ・性別
 ・名前
 ・結婚相手
 ・授かる子ども
 ・受けるべき「試練」
 ・寿命

 が、映画のように、映し出された、のである。
 
 ご神鏡の、中に、入り込み、
 体験させられている、といった、方が、
 的を射ている、かもしれない。

【産土神B】 どうですか?
 この、「人生」で、行けますか?

【魂】 私に、相応しい、「人生」でした。
 きっと、降りかかる、「試練」を、
 乗り越えられる、と、思います。

 今度こそ、は、
 自分本位に、ならず、
 人のために、尽くせる、「人生」に、
 いたします。

【産土神B】 よろしい!

 お前は、結婚後、違う地に、引っ越す、ことになる。

 そうなれば、以後、そこの、
 産土神の、社に、参るが、よい。

 私と、そこの土地の、産土神と、連絡は、
 ついているからな。

【魂】 【神様】。何から何まで、ありがとうございます。

【産土神B】 それでは、この、社の前に、
 産土の、池がある。

 そこへ、飛び込む、のだ!

 そうすれば、お前の、母となる、お腹に、
 入れる、からな!

 まあ、いつもの、こと、だが‥‥。

 念のため、付け加えて、おくが、
 産み月が、来るまでは、
 ここへは、再々、帰ってこれるから、
 ここで、【魂】として、学んだことを、
 何度も、復習なさるが、よろしい。

【魂】 はい!
 わかっております。

 これまで、何度、この池に、飛び込んだ、
 ことでしょう。

 きっと、また、この「人生」が、終わったとき、
 【神様】に、良い報告が、できるよう、
 努めて、参ります。

 それでは、行って参ります!

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 と、この【魂】は、
 産土の、池に、飛び込んで、行ったの、だった。

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【一風】 よいものを、見させて、いただきました。
 ありがとうございます。

【産土神A】(※再び交代)
 こうやって、【魂】は、何度も、何度も、
 【地上界】に、降りていく。

 「人生」で、【魂】として、学んだことを、
 実行できるかどうか、試すために。

【一風】 はい。実際に、見させていただき、
 よく、わかりました。

【産土神A】 産土神どうしの、ネットワークは、
 完璧であるため、世界中、どこへ、行こうと、
 お前たちは、我々の、監視下に、あるのだ。

 あと、ここでは、あえて、出さなかったが、

 【守護霊】のことが、ある。

 生まれていく、【魂】には、【守護霊】が、つく。
 産土の、社では、
 【魂】と、【守護霊】は、
 仲の良い、知り合い、である。

 そこで、ご神鏡で、「人生」を、
 予習するときも、【魂】と、【守護霊】は、
 一緒に、見ることとなる。

 【魂】と、【守護霊】は、いわば、双子である。

 【魂】が、産土の、池に、飛び込むとき、
 【守護霊】とも、いったん、お別れするのだ。

 それは、【魂】から、記憶が、消されるため、
 【守護霊】が、ついていることも、
 忘れて、しまわされる、からだ。

【一風】 そうなんですね。

【産土神A】 今回、は、
 【守護霊】まで、登場させると、
 話が、長く、複雑に、なるので、
 あえて、その場面は、カットさせて、いただいた。

 あの、【魂】は、【守護霊】との、
 お別れ会も、ちゃんと、しているのだ。

【一風】 はい。
 それで、ホッとしました。

【一風】 産土の【神様】。いろいろと、お教えいただき、ありがとうございました。

 最後に、何か、【地上界】の人々に、
 お伝え、したいことが、ございましたら、
 よろしくお願い、いたします。

【産土神A】 よろしい。
 私たちは、その土地土地を、守護する、
 【神】である。

 お前たちと、会って、対話するときは、
 日本では、このように、衣冠束帯の、
 神職の、姿を、仮に纏う。

 だが、それは、お前たち、に、
 【神】を、認識させる、術(すべ)である。

 私たちは、人【霊】では、ない。
 もっと、もっと、古からの、お前たち、の、
 みオヤ(親)である。

 龍であると、思っていただいて、よろしい。

 龍王の、ご指図のもと、お前たち、人【魂】を、
 導くのである。

 そう、わきまえて、いただければ、
 尚、結構なことで、あろう。

【一風】 畏れ多い、ことで、あります。
 ますます、かしこまって、お礼申しあげます。

 今回、は、どうも、ありがとうございました。

【産土神A】 お疲れ様、でした。
 あなた(※一風のこと)も、相当、エネルギーを、
 使い果たされた、ように、お見受け、します。

 【地上界】に、帰って、
 まずは、ゆっくり、休めてください。
 無理は、禁物ですよ。

【一風】 ありがとうございます。
 それでは、【地上界】に、帰らせていただき、ます。

 (※再び、【神様】に、【意念】を、集中させ、【地上界】に、帰還する。地上時間にして、3時間ほど、経過していた)

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※ まとめ

 私たちは、産土の【神様】に、まずは、守護され、
「人生」を、送れていることが、わかりました。

 産土の【神様】にも、系列があり、究極には、
大国主神【大神様】に、お世話に、なっていることも。

 まずは、私たちは、この、鎮守の【神様】である、産土の【神様】に、毎日、お礼を、申しあげるべきと、知りました。

 産土の池に、飛び込んだ、あの日のことを、私たちは、思い出す、べきでしょう。あの【魂】は、私たちの、一つの例であった、わけですから。私たちは、皆、ああやって、【地上界】に、生まれてきたのです。

 今回、は、ここまでと、いたします。
 賢明なる、読者の皆様、ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

 願わくば、この、知ったことを、生活に、実践していただきたく、存じます。(※自分自身も、含めて)

 それが、【神様】が、私たちに、期待しておられる、ことへの、最上の恩返しであると、確信しております。