【霊界】探訪
自殺者が、行くことになる【地獄】界

※ 一般的な、現実逃避型の、自殺者は‥‥?

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

日本では、いまだに、自殺者が、後を絶たない。
減ったとは言え、
今なお、交通事故死を、遥かに越えて、
毎年2万人を越える、自殺者が、でている。

これは、由々しき、現状である。

その、原因の、大きな一つが、

◎ 【真理】を、知らないから

に、行き着くのである。

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これより、探訪する、【地獄】界は、
特殊な、【地獄】界であり、
住民との、対話は、
まず、成り立たないと、言うことである。

しかし、そこでは、その界に、常駐されている、
天使様が、おられ、
まずは、その、天使様と、会い、
現状を、聴かせていただく、ことで、
【地上界】への、教訓と、せよ、

(という、狙い)であるとの、ことである。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

それでは、【神様】に、【意念】を、集中させ、
お導きにより、
自殺者が、行くことになる【地獄】界、へ、
連れて行って、いただきます。

【神様】、よろしくお願いします。

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まことに、暗い、荒野である。
辺りに、人影は、ない。
しかし、よく、目を凝らすと、
前には、山があり、その裾に、崖が見受けられる。
そして、よくみると、
一列に、横穴式の、洞窟が、並んでいる、のだった。
それも、ずらりと、何百と、‥‥。

そして、その、並んでいる、洞窟の前に、
ここに、常駐されておられる、天使様の、
お姿が、見えた、のだった。

それでは、接近、いたします、

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

【一風】 こんにちは。
 【地上界】から、参りました、 
 一風と、申します。

【天使A】 こんにちは。
 ようこそ、お越しくださいました。
 前もって、上位の、天使様より、
 あなたの、ご来訪は、聴いておりました。

 案内させて、もらいますので、
 何なりと、お尋ね、願います。

【一風】 それは、ありがとうございます。

 それでは、さっそくですが、
 ここは、どういった、世界ですか?

【天使A】 はい。
 ここは、自殺者が、来る【地獄】界、です。

 自殺者にも、いろいろあり、
 ここには、一般的な、自殺者、
 つまり、現実逃避型の、【魂】が、
 きています。

【一風】 そうなんですね。
 それでは、別の、原因での、自殺者、は、
 こことは、違う、世界に、来ているのですか?

【天使A】 はい。
 この、【地獄】界の、隣に、
 自分を、無にしようと、した、
 自殺者の、世界が、あります。

 両者は、自殺、という点で、
 同じ、ですが、
 その、「動機」が、異なるため、
 来ることになる、【地獄】界も、
 違うのです。

 違う、とは、言っても、似ていますが‥‥。

【一風】 そうなんですね。

【天使A】 その、【地獄】界へは、
 ここの、見学が、終われば、
 続けて、一風さんを、そこへ、
 お連れ、申しあげます。
  
 という、ことで、よろしくお願いします。

【一風】 洞窟まで、行かせて、いただけますか?

【天使A】 いいですよ。
 どうぞ、ご覧ください。

【一風】 何か、洞窟の入り口には、
 鉄格子、のような、ものが、
 されて、いますね?

【天使A】 はい。
 この、鉄格子は、この世界の、住民が、
 自ら、こしらえて、
 自分を、穴中に、閉じ込めて、いるのです。

【一風】 自ら、ですか?

【天使A】 自縄自縛、ですね。

 現実逃避、したため、穴の中で、
 自殺に、至った、シーンを、
 繰り返し、見ることに、なってしまって、ます。

 そして、本来、の、寿命が、来るまで、
 この穴の中で、過ごすのです。

【一風】 本来の、寿命を、過ごした後は、
 この、住民は、どうなりますか?

【天使A】 自殺に、至った、原因を、
 克服するための、【地獄】界に、行き、
 そこで、【魂】の、「垢」落とし、を、
 することに、なります。

 この、【地獄】界では、
 普通の、死者の、過ごす、
 三倍は、厳しく鍛えられる、ことに、
 なります。

【一風】 それは、なぜですか?

【天使A】 次の、「人生」で、
 同じ、現実逃避、を、しない、ためです。

 「人生」で、現実逃避、を、しても、
 その、課題が、クリアされて、いないため、
 同じ状況になる、「人生」が、
 あてがわれる、ことに、なるのです。

 だから、鍛えられる、のです。
 次こそ、「試練」を、逃避せず、
 乗り越える、ために。

【一風】 なるほど。そうなんですね。
 
 ところで、洞窟の、中の、人と、話せますか?

【天使A】 やって、ごらんなさい。

【一風】 こんにちは。
 あなたは、今、どんな、なのでしょうか?

【穴にいる人】 ああ、ああ、ああ。
 もう、許してくれーー!

【一風】 あなたは、もう、許されていますよ。

【穴にいる人】 ああ、ああ、ああ。
 許されてなんか、ない!
 何度も、何度も、自殺した、シーンを、
 見させられるんだ!
 許されてなんか、ない!

【一風】 そうですか。でも、あと、しばらくの、
 辛抱、ですよ。
 きっと、ここから、出られます。

【穴にいる人】 こんなことに、なるんだったら、
 自殺なんか、するんで、なかった。
 自殺すれば、あの借金地獄から、解放され、
 楽に、なれると、思ったんだ。
 
 ああ、こんなことに、なるんだったら、
 真面目に、働いて、
 コツコツ、借金を、返すのだった。

 オレは、それから、逃げたんだ。
 その、シーンばかり、見させられるんだ。

【一風】 耐えてください。
 きっと、この、穴から、出られる日が、来ます。

 そして、また、新しい「人生」が、できますよ。
 そこで、やり直せるよう、頑張ってください。

【穴にいる人】 そうかなあ。
 そうなれば、今度は、絶対、逃げずに、
 頑張ることを、誓うよ。

【天使A】 その、決意である!
 今しばらく、反省せよ!

【穴にいる人】 ああ、ああ、ああ。
 長い、長いよ! 出たいよ!

【天使A】 もう、しばらくの、辛抱だ。
 己が蒔いた種は、己が刈り取るのだ。
 それを、思い知るのだぞ。
 さすれば、きっと、展望は、開ける!

【穴にいる人】 わかりました。
 私が、おろか、でした。

 今度、また、「人生」が、できるなら、
 もう、絶対、自殺なんか、しません。

 こんなに、苦しい、責め苦を、味わうことに、
 なるんだから‥‥。

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【一風】 ありがとうございました。
 対話、できて、良かったです。

 大きな、教訓が、得られました。

【天使A】 普通は、会話など、できず、
 ブツブツ、独り言を、いう、住民の姿を、
 見るだけ、のこと、だと、思いましたが、

 会話できて、奇跡です。

 あの【穴にいる人】も、もはや、
 ここから、出られる、日は、近いものと、
 思います。

【一風】 そうなんですね。良かったです。

 天使様は、この、【地獄】界で、
 お働き、ですが、
 天使様から、何か、ご助言を、いただければ、
 嬉しいです。

【天使A】 そうですね。

 日本では、特に、大きな【地獄】界と、
 なって、います。

 困難に、立ち向かう、【勇気】が、足りず、
 死んで、責任をとろう、
 とする、「真面目」さが、災いしている、
 と、言えます。

 死んで、責任は、取れません。
 このように、暗い穴の中で、
 長く、苦しまねば、ならなく、なるのです。

 【真理】を、知らないから、
 簡単に、【死】を、選んで、しまうのです。

 なにより、【真理】を、学ぶ、べきです。
 そうする中で、本来持っていた、【真理】を、
 思い出します。

 そうする、ことで、
 逃避型の、自殺は、激減すること、でしょう。

 そのためにも、
 一風さんの、活動は、貴重です。
 応援、しております。

【一風】 なにより、の、励まし、
 ありがとうございます。

 きっと、【地上界】に、このことを、
 伝えます。

【天使A】 
 ◎「人生」に、越えられないほどの、
 「試練」は、与えられない

 ◎【勇気】を、持て
 【神】は、【勇気】ある者を、助ける

 と、お伝えください。
 
【一風】 わかりました。

 天使様、では、そろそろ、
 隣の、【地獄】界に、参りたいと、思います。

【天使A】 それでは、手をつないでください。
 参りましょう。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

※ ということで、
 逃避型の、自殺した、【魂】の向かう、
 【地獄】界を、探訪しました。

 その、おかれる、穴は、暗く、
 孤独で、あります。
 
 そして、いつ、果てるとも、知らされず、

 これこそ、(※己が、蒔いた種、とは言え、)
 【地獄】の、責め苦で、ありましょう。

 読者の、皆様も、ご熟読を、ようする、
 事項だと、痛感する、所存です。

 それでは、次号 378話、へと、
 続きます。

 今回は、ここまでと、いたします。