新時代への、知識「22」

◎【この世】のことを知っていても、【あの世】のことを知らなさすぎる、こと

※【この世】のことだけ、を知って、天狗になっている、ことへの危惧

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【【神様】からの解説】

 【真理】に、気づけない人間は、
 
 【この世】しか、世界は、ないと、
 思っている。

 【この世】で、いかに、成功し、
 勝ち組として、生きるか、が、
 大きな「人生」の、テーマと、なっている。

 【この世】で、成功(?)するには、
 【この世】に、関する、世俗的な、知識を、
 多く持つことが、必要である。

 だから、
 【この世】に、精通している、人が、
 偉いと、尊ばれる。

 これらの、原点は、

 ・【この世】しか、世界は、ない

 という、認識からである。

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 しかし、そういう、
 【この世】第一と、考えている、人間も、
 薄く、ではあるが、

 ◎【あの世】とは?

 との「思い」も、抱いている。

 しかし、あまりにも、持っている、
 【あの世】の、知識は、乏しい。

 まずは、【この世】、だからだ。
 
 と、常に、信じているからだ。

 【あの世】のことは、
 生活、事業が、ひと段落してから。
 また、余裕が、できたら、でよい。
 どこかの、宗教より、指導者を招いて、
 聴かせて、いただいて‥‥。

 などと、まるで、
 【真理】すら、「お金」で、買い物するかのように、
 考えている、のである。

 そして、どんどん、貴重な、
 【この世】での時間を、空費していく。

 【この世】の、知識の、豊富さに、比べ、
 【あの世】の、知識の、貧弱さは、
 お粗末、この上ない。

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 【この世】の価値観しか、ない人間は、
 【この世】で、成功(?)した、場合、
 必ずと言っていいほど、
 道を、誤る。

 成功(?)で、得た、金銭を、
 次の、自分の欲得のために、
 使おうと、するからだ。

 そして、生活、は、豪奢となり、
 私は、勝ち組だから、
 これで、良いのだ、と、
 言い張る。
 その、根拠は、
 【この世】の知識だけでしか、ないのに。

 まことに、哀れなこと、である。

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 人間「修行」で、困難なこととは、

 ◎ 逆境に、打ち勝つ
 ◎ 苦難を、乗り越える
 ◎ 辛いハンデを、克服し、成功(?)する

 だと、思うで、あろうが、
 これは、実は、大した「困難」では、
 ないのだ。

 真の、人間「修行」での、「困難」とは、

 ◎ 恵まれた環境を、どう、人助けに、使えるか
 ◎ 成功した事業を、人助けのため、使えるか
 ◎ 人に、どう【真理】を、伝えるか

 である。

 自分が、成功することが、目的では、ない。
 成功したことを、元手に、
 人のために、役立てる、のである。

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 なぜ、人のために、働けるのか?

 【この世】の知識しか、ない人間は、

 ・自分の身を潰してまで、人のためなど、できない

 と、なるのだが、

 【真理】を、体得し、
 【あの世】の知識も、得ている、人間は、

 ◎ 【魂】は、不滅である

 ことの、意味を、知り、

 ・自分の身を潰すのでは?

 の、恐怖を、乗り越えて、いるのだ。

 それは、まさしく、
 『般若心経』に、説かれる、
 
 観音菩薩は、【真理】を、体得し、

 ◎ 一切の苦役を、度し給う

 と、なったことと、同義、である。

 ・「己」の身、かわいさ

 を、乗り越えた、のである。

 ◎ 【魂】は、不滅である

 の、真の意味に、気づいた、のである。

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 今回は、ここまでとする。