新時代への、知識「33」

◎ 「自己中」とは?

※ 「自己中」の者ほど、自分が「自己中」とは、思っていない。

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【【神様】からの解説】

 「自己中」とは、人間の、特性であり、
 自ら、は、
 「自己中」であるとは、気づいていない。

 その、例を挙げる。

 ・ 私には、幸運が、訪れない
 ・ 私には、損なこと、ばかりである
 ・ 私ばかり、忙しい
 ・ 私の言うことを、誰も聞かない
 ・ 誰も、私に教えてくれない

 ・ 私は、こんなに頑張ったのに、理解してくれない
 ・ 私は、こんなに真面目にしていたのに、なんでこんな目に遭うのか
 ・ 私は、ちゃんと、決められたことをやった。だのに‥‥

 ・ なぜ、自分だけが、こんな目をするのか?

 と、「ナイナイ」ずくし、である。

 そして、
 全てが、恵まれた他人との、比較、
 ばかりである。
 「ナイ」のは、当たり前である。

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 「自己中」とは、
 思考が、「未熟」なのである。

 他者からの、働きかけが、見えない
 のである。

 もし、
 他者からの、働きかけが、見えてくれば、
 先ほどの、「思い」は、
 こう、変わるだろう。

 ・ 私には、幸運が、訪れない
→◎ 幸運でないのは、私だけでは、ない

 ・ 私には、損なこと、ばかりである
→◎ 損しているのは、私だけでは、ない

 ・ 私ばかり、忙しい
→◎ 忙しいのは、私だけでは、ない

 ・ 私の言うことを、誰も聞かない
→◎ 私も、人の言うことを、聞けていない
→◎ 私の、伝え方が、「未熟」なのだ

 ・ 誰も、私に教えてくれない
→◎ 待っていても、誰も、教えてはくれない
→◎ 自分から、動いてこそ、教わることができる

 ・ 私は、ちゃんとやった、のに‥‥
→◎ ちゃんとやるのは、当たり前。それより、私は、周りをよく、見ていなかった。独りよがりの、頑固一徹だった。
→◎ ちゃんとやった、ことに、見返りを、求める、こと自体が、間違いだった。悪い結果も、甘んじて、受けよう。それが、【神】の思し召しだから。

 ・ なぜ、自分だけが、こんなめに遭うのか?
→◎ 原因は、私にあり、自業自得であった。そして、こんなめに遭っているのは、私だけでは、なかった

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 「自己中」の、人間は、

 ・自分、自分、
 ・我が、我が、

 なので、
 他の主語が、入らない。

 だが、比較する、ものは、
 入る。

 ・あの人(※恵まれた人)に、比べて

 となる。

 常に、自分、を、
 恵まれた、他人と、比べて、

 ・不平、不満

 を、持っている。

 しかも、それは、

 ・物質的な、こと
 (※「お金」、美貌、財産、子ども‥‥など)

 ばかりである。

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 他人と、比べた、自分は、常にあるが、

 【神】のことなど、
 出ては、こない。

 ただ、死を、恐れている。

 幽霊を、恐れている。

 それが、何かが、わからないからだ。

 けれど、だからといって、
 知ろうとは、しない。

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 ・自分の、「努力」不足を、棚に上げ、
  恵まれた、他人を、羨む。

 これが、「自己中」の、正体である。

 お前は、はたして、どうか?

 常に、

 ◎ 私は、「自己中」に、なっては、いないか?

 を、自問自答する、人間に、
 高めて、もらいたい。

 ◎ 「不幸」なのも、【必然】

 ◎ 恵まれないのも、【必然】

 なのだから。

 ◎ 「自己中」だから、「不幸」を呼び

 ◎ 「自己中」だから、恵まれない

 という、ほうが、当たっている。

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 【覚者】には、

 ◎ 「不幸」であろうと、「不幸」でなく

 ◎ 恵まれていなくとも、満ち足りている

 のである。

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 今回は、ここまでとする。