新時代への、知識「39」

◎「逆境」で試されることより、「順境」で試されることに、なる

※「逆境」を乗り越えるのは、簡単だが、「順境」を乗り越えるのは、至難の業である

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【【神様】からの解説】

 ◎ 「逆境」は、闘志を生む

 が、

 ◎ 「順境」は、安逸を生む

 のである。

 誰もが、「順境」を手にしたら、
 そこに、安住してしまい、
 そこからの、成長は、
 至難の業と、なってしまうのだ。

 まして、「順境」を、乗り越えようとは、
 思いも、しないだろう。

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 「逆境」に、見舞われたなら、
 それを、打破せんと、
 真剣に、立ち向かう、ことになるのは、
 当然のこと、である。

 これは、いちばん、わかりやすい、
 「人生」の、課題である。

 これは、各個撃破、でき、

 そして、一つ一つ、課題は、突破されていく。

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 問題は、「順境」である。
 【幸運】に、恵まれた、豊かな「人生」のとき、
 どうするか?
 である。

 釈迦や、達磨は、それを、敢えて捨てた。
 王子の座を、捨てたのである。

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 恵まれた者は、 
 困っている者に、何を、与えるのか?
 はたまた、与えないのか?

 飢えている者には、
 食べ物を、
 渇きを覚えている者には、
 水を、
 与える、であろう。

 しかし、それは、当面の、
 一時しのぎ。

 また、飢えは、やってくる。

 その都度、飢えた者は、
 お前のところに、やってくる。

 何の、解決にも、なっていない。
 逆に、「依頼心」を、育てたことに、
 なっている。

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 ◎ 課題は、自らが、解決していかねば、ならないのだ

 と言うことを、知らしめるのが、
 最高の、救済であろう。

 だから、

 【地獄】の、血の池で、
 【神】は、敢えて、鬼の姿と、なり、
 亡者を、自覚させるまで、
 涙をのんで
 這い上がる者を、再度、突き落とす、
 のである。

 変に、救い上げても、
 亡者に、自覚が、ないので、
 依頼心を、植え付ける、だけに、なってしまう、
 そのことを、鬼は、知っているのだ。

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 恵まれた、「順境」時こそ、
 「人生」、転落の危機なのである。

 恵まれた、意味を知り、
 その、恵まれた、資産を、
 どう、役立てるのか?

 ただ、恵んでは、ならない。
 自立が、叶うように、資産を、
 使うのである。

 【真理】を、知り、
 【真理】を、そのまま、伝えるのではなく、
 【真理】を、求める、「心」を、
 付けさせる、のである。

 時には、
 血の池の、鬼と、なり。

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 今回は、ここまでとする。