「人生」への考え方‥‥「49」、by【一風】
◎「待てば、海路の日和あり」
※「果報は寝て待て」、
「収穫の秋(とき)を待て」、
「せいては事を仕損じる」
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【【一風】よりの解説】
「真面目」な人ほど、ちゃっちゃと、
事を、運びます。
それは、まことに、結構なこと、なのですが、
早く、【結果】を得ようと、
焦ること、が、いけません。
やるだけやれば、あとは、
◎「待つ」ことが、仕事
です。
悪天候に、出航するのは、愚行です。
凪の時を、ジッと待つのが、仕事です。
そう、動かない、のも、仕事です。
(※動かない時には、その時にしか、できない仕事も、あるのです)
それを、
◎「待てば、海路の日和あり」
と、呼びます。
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例を挙げてみます。
・ 手術後、回復の時を、待つ
・ 稲の実りを、熟すまで、待つ
・ 手形決済は、期日まで、待つ
・ 湯が沸くまで、待つ
・ 返事を貰うまで、待つ
いかが、で、しょうか?
これらには、全て、共通点が、あることに、
気づかれましたで、しょうか?
その、共通点とは?
◎ (※自分でなく)相手がすること
です。
相手が、することを、待つ、ことです。
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【この世】は、
◎ 自分と、他者とが、いる世界
です。
他者と、どう関わるか、が、「修行」だと、
言えます。
自分と、相手とでは、
・ 波長が、違う
・ 「思い」が、違う
のは、当然です。
自分の勝手には、なりません。
自分の事なら、自分の勝手に、できますが、
相手の、領分の事は、自分の勝手には、
できません。
◎ 相手に、任せる
しか、ないのです。
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海路は、日和を待つしか、ありません。
健康も、回復の時間を、待つしか、ありません。
果実も、熟す秋(とき)を、待つ、のです。
◎「せいては、事を仕損じる」
のです。
・ 生焼けの魚を、食べては、いけない
のです。
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この、テーマは、奥が深く、
今回は、その、基本のみ、を述べました。
現実生活には、この、バリエーションでの、
活用が、必要です。
相手にも、いろいろ、あるから、です。
「あなた」の、お悩みは、
そこに、あるのでは、ないかと、思います。
とにかく、「あなた」が、イライラすることは、
損です。
【人生相談・ダルマ堂】に、お越しください。
「あなた」への、現実的・解決法を、
一緒に、考えます。
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今回も、お読みいただき、ありがとうございます。