人生に役立てる、古典の知恵「11」

◎ 坐忘(※ざぼう)
 (『荘子』)

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【【神様】ご自身からの、解説】

 【精神統一】について、である。
 
 【精神統一】とは、
 「己」の、元々の姿(状態)に、
 戻す、だけのこと。

 その際、
 お前には、すでに身体もなく、
 モノもなく、
 座っていること、自体、
 なくなっている、のである。

 即ち、

 ◎ 坐忘(※ざぼう)

 の、境地、である。

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【私(※一風)からの、解説】

 【神様】に、最初にお出まし、いただきました
 おりには、
 すでに、私(※一風)も、幽体離脱しており、
 身体など、なくなって、いました。

 【神様】の、お声は、空気を伝わってくる、
 音波などでは、なく、
 直接、私(※一風)の胸に響く、
 言わば、骨伝導のような、言葉で、ありました。

 直に、響いてくるのです。

 太陽の百倍もまばゆい、【神様】のお姿も、
 肉眼でなく、霊眼で、観ていたからこそ、
 拝むことが、できたのだと、思います。

 肉眼では、目は、一瞬で、焼け焦げて、
 いたことでしょう。

 以来、私(※一風)は、
 【神様】と、通信をとらせて、いただくときには、
 【精神統一】を、とっております。

 【精神統一】が、即、
 【神様】との、連絡、
 と、同義で、あります。

 古典で、【精神統一】(※坐忘の境地)と、
 なっていたのは、
 孔子の、一番弟子の、顔回、でした。
 顔回は、邪念の一切を、捨てきり、
 自分が、座っていることすら、忘れて、
 没我、されていたのです。

 ここで、ついに顔回は、
 師匠である、孔子を、超えたのです。

 ですが、残念ながら、顔回は、
 若くして、亡くなってしまいます。
 そのときの、孔子の嘆きようは、
 周囲をはばかることも、ないほど、
 だったと、伝わっている、ほどです。

 さて、
 私たちの、「人生」において、
 意識して、日常の、喧騒から、距離をおき、
 【精神統一】を、するのは、
 大切な、ことと、私(※一風)は、
 自信をもって、言えます。

 あなたの、生活のなかに、
 ぜひ、【精神統一】(※坐忘)を、
 取り入れて、いただけたら、と、
 念願しております。

 【精神統一】(※坐忘)が、できてこそ、
 この、『今日の一言』も、あるのですから。

 【精神統一】については、
 ここ、【人生相談・ダルマ堂】にて、
 お伝え、いたしております。

 あなたの、お越しを、お待ちしております、

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。