人生に役立てる、古典の知恵「30」

◎　完璧（※かんぺき）
　（『史記』）

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【【神様】ご自身からの、解説】

　お前は、元々、完璧であり、
　傷一つない、【魂】である。

　依代（※よりしろ）とした、
　人間の身体に、左右され、
　それを、乗りこなせず、
　振り回されている、のが、
　大方の人間の、姿である。

　だが、人間に乗る前の、
　元々の、お前とは、
　完璧だったのだ。

　それを、自覚できないし、
　忘れている、だけのこと。

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【私（※一風）からの、解説】

　古代中国の戦国時代、
　完璧とは、傷一つない、
　完全な宝玉のことで、
　翡翠でできた、レコード盤のような、円盤、
　でした。

　秦の王は、これが、欲しくて、
　これを、持っていた、趙の王に、
　城（※城下町のこと）を、15やるから、
　その、完璧を、くれ！
　と、言ったのです。

　都市を、15と、交換して、まで、
　その、完璧を、欲しがった、故事が、
　書かれています。

　結局、それは、だまし討ちだった、ことが、
　わかり、趙王は、大いに怒った、
　と、あります。
　そのさまが、

　◎　怒髪天を突く

　という、故事に、なります。

　「人生」では、どうでしょうか？

　あなたは、外にそんな、完璧を、求めずとも、
　あなたそのものが、完璧なのです。
　今は、身体に、かくされ、
　肉眼では、見えない、だけのこと。

　あなたそのものは、完璧なのです。

　あなたが、完璧なら、
　完璧らしい、生き方を、するのが、
　目標に、なりましょう。

　ここから、先は、
　【人生相談・ダルマ堂】にて、お話し申しあげます。

　読者の皆様、ぜひ、【人生相談・ダルマ堂】まで、
　お越しください。

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読者の皆様へ：今回も、お読みいただき、
ありがとうございました。