【『小桜姫物語』から学ぶ真理「26」】

◎ 龍神より ⑥

※ 仏教のこと、その他

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【引用文】

小桜姫より:

 仏教の信者は、死後、どうなるので、
 ございますか?

監督の龍神より:

 いかなる、教えを、信じても、

 ◎ 産土神の支配を受ける

 ことに、変わりはないが、
 ただ、仏の救いを、信じ切っている、者は、
 その、迷いの、覚めるまで、
 しばらくは、仏教の僧侶などに、
 監督を、任せることも、ある。

(※私(※一風)より)
 (この箇所は、仏教について、言及されていますが、
  敢えて、そのまま、載せました。
  決して、仏教について、
  悪いと、述べているのでは、ないことを、
  ここに、改めて、申しあげたいと、思います)
 

小桜姫より:

 あの、弁財天と、申しあげるのは、
 あれは、皆、女性の龍神様で、ございますか?

監督の龍神より:

 その通り。
 神に、祀られている以上、
 いずれも、皆、立派に、修行の積める、
 女神ばかりで、
 土地の守護も、なされば、
 また、人間の願い事も、
 それが、正しいことで、あれば、
 喜んで、叶えてくださる。

小桜姫より:

 水天宮と、申すのも、やはり?

監督の龍神より:

 あれは、海上を守護される、龍神。

小桜姫より:

 最後に、もう一つ、伺わせて、いただきます。
 あなた様は、どんな、ご身分の、お方ですか?

監督の龍神より:

 ワシか?

 ワシは、妻もなく、また、子もなく、
 永久に、独身の、老いたる龍神じゃ。

 龍神の中には、こういった、変わり者も、
 時として、ないではない。

 現に、そなたの、指導役の老人なども、
 やはり、ワシの、お仲間じゃ。

 どりゃ、一応、修行場の、見回りを、
 すると、致そう‥‥。

 今日は、これまで‥‥。

小桜姫より:

 そう、言うのも、終わらず、
 この、白衣の、老人の姿は、
 スーッと、湖水の底に、幻のように、
 消えていきました。

 つづく

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『小桜姫物語』より、引用抜粋

 ご質問など、あれば、お答えしますので、
【人生相談・ダルマ堂】まで、ご連絡願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。