【『小桜姫物語』から学ぶ真理「45」】

◎ 神に、ついて

  上には、上がある

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【引用文】

小桜姫:

 だいたい、日本の言葉が、
 肉眼に、見えないものを、悉く、

 ◎ 神

 と、言ってしまうから、
 甚だ、紛らわしいので、ございます。

 ◎ 神という、一字の中には、
  とんでもない、段階が、ある

 ので、ございます。

 ことわざにも、上には上、とやら。

 ◎ 一つの神界の上には、更に、
  一段高い、神界が、あり、
  そのまた、上にも、一層奥の神界が、ある

 といった、塩梅に、どこまで、行っても、
 際限がない、らしいので、ございます。

 現在の、私どもの、境涯から、言えば、
 最高のところは、はやり、昔から、
 教えられている、とおり、

 ◎ 天照大御神様、の知らしめす、
  高天原の、神界

 それが、事実上の、宇宙の神界、
 なので、ございます。

 そこまでは、一心不乱になって、
 精神統一を、やれば、
 どうやら、私どもにも、接近されぬ、
 でも、ありませんが、

 それから、奥は、とても、私どもの、
 力量には、及びませぬ。

 指導役のお爺さんに、伺ってみましても、
 あまり、要領は、得られません。

 つまり、ない訳ではないが、
 限りある、器量では、どうにも、
 しょうがないので、ございましょう。

 つづく

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『小桜姫物語』より、引用抜粋

ご質問など、あれば、お答えしますので、
【人生相談・ダルマ堂】まで、ご連絡願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。