【『小桜姫物語』から学ぶ真理「46」】

◎ 小桜神社の、建立 ④

※ 幽界の神社と、現界の神社との、関係

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【引用文】

小桜姫:

 かれこれ、するうちに、
 指導役のお爺さんからは、
 お宮(※小桜神社)の普請が、
 もう、大分、進行しているとの、お通知が、
 ありました。

指導役のお爺さん:

 あと、十日も経てば、
 いよいよ、鎮座祭の、運びになる。

 形こそ、小さいが、
 普請は、なかなか、手が込んでいるぞ。

小桜姫:

 お爺さま。
 鎮座祭とやら、の時には、
 私が、そのお宮に、入るので、
 ございますか?

指導役のお爺さん:

 いや。
 それとも、少し、違う。

 ◎ 現界に、お宮が、建つときには、
  同時に、また、こちらの世界(※霊界)にも、
  お宮が、建ち、
  そなたとしては、こちら(※霊界)の、お宮、
  の方に、入る

 のじゃ。

 が、そなたも、知る通り、

 ◎ 現・幽は、一致

 ◎ 幽界(※霊界の一部)のことは、
  直ちに、現界に、映る

 から、実際は、どちらとも、区別が、
 つけられない、ことに、なる。

小桜姫:

 現界の方では、どんな、場所に、
 お宮を、建てているので、ございますか?

指導役のお爺さん:

 そこは、何と呼ぶか。
 つまり、生前、そなたが、(※籠城中に)、
 隠れていた、海岸の、森陰じゃ。

 今でも、里人たちは、遠い昔のことを、
 よく、覚えていて、
 わざと、あの地点を、選ぶことに、
 いたした、らしい。

 つづく

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『小桜姫物語』より、引用抜粋

ご質問など、あれば、お答えしますので、
【人生相談・ダルマ堂】まで、ご連絡願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。