『神様』から学ぶ、真理と人生哲学「56」

◎ 「カルデアネスの舟板」
  (※決断の場面で‥‥)

  緊急事態に、遭遇して、
  不動心で、いられるか?

  真理を、体得した者にとって、
  緊急事態は、もはや、有り得ない

  真理を、体得した者にとっては、
  たとえ、嵐の中にいようと、
  晴天の下に、いるのと、何ら、
  かわらない、のである。

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【私(※一風)からの、解説】

 ※「カルデアネスの舟板」とは?

 古代ギリシアの哲学者、カルデアネスからの、
 命題のこと、です。

 船が難破して、乗組員が、
 海に投げ出され、たとして。
 板切れが、一枚、漂っていて、
 その板切れでは、1人しか、浮かべられない、
 状況だと、します。

 そんな、板切れが、一枚しかなく、
 そこへ、2人が、いた場合、
 あなたは、どう、行動しますか?

 という、命題です。

 現代の、裁判例では、
 1人が、この板を、独占し、
 相手を、溺れさせた、としても、
 罪には、問えない、
 
 というのが、
 「カルデアネスの舟板」
 と、言われる、ものです。

 実際に、
 もし、あなたが、2人いたなか、
 1人しか、生き残れない、状況に、
 追いつめられたとき、
 あなたなら、どう、行動しますか?

 これは、厳しい、究極の二択、
 であり、
 あなたの、「人生」哲学にも、
 関わる、大問題、であると、

 私(※一風)は、思います。

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★★【【神様】ご自身からの、解説】

 この、「カルデアネスの舟板」の、命題を、
 大問題、だと、思ううちは、

 まだ、お前は、真理からは、
 遠い、存在であると、
 言わざるを得ない。

 この、命題に、
 迷わず、自分の回答を、出せる者は、
 真理に、達している、
 と、言えるだろう。

 この、回答とは、
 もちろん、

 ◎ 喜んで、我が命を、差し出す

 という、答え、である。

 また、この、答えも、あるだろう。

 ◎ ありがたく、命を、受ける

 これも、当然、ある。

 キーワードは、ここであった、
 「喜んで」、「ありがたく」
 という、言葉の中に、ある。

 さあ、お前なら、どうか?

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私(※一風):神様、ありがとうございました。
 よく、理解、できました。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。