『神様』から学ぶ、真理と人生哲学「178」

◎ 【霊界】学 その⑩

  あなたの身体は、あなた自身、ではない

※ 身体は、あなたの、乗り舟である

  顔や形も、本当のあなた、ではない

※ 今回限りの、あなたが使う、乗り舟である

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★★【【神様】ご自身から】

 あなたの身体とは、
 あなたが、【この世】で、使うための、
 
 ◎ 乗り舟

 である。

 【この世】では、皆、それぞれの、
 乗り舟に、乗り、
 お互いを、認識している。

 乗り舟の、奥深くの、船長室に、
 あなたは、乗り組んでいて、
 外見上は、乗り舟しか、
 見えない。

 他の、皆も、また、同じ。

 それぞれの、乗り舟しか、
 見えない。

 この、乗り舟を、生かすには、
 様々な、手入れが、必要で、
 まずは、あなたは、そのことに、
 忙殺される。

 乗り舟の、性能も、様々。

 足の速い、乗り舟
 頑丈な、乗り舟
 梶の、壊れた、乗り舟
 船底に、穴の空いている、乗り舟
 帆が、破れた、乗り舟
 バランスが、一方に傾いた、乗り舟

 どの乗り舟にも、癖があり、
 乗りこなすには、厄介である。

 しかし、
 あなたは、その乗り舟を、
 【霊界】で、選択し、
 【この世】に、生まれてきたのだ。

 長い間、その乗り舟に、乗っていると、
 その乗り舟と、あなたは、一体化し、
 その乗り舟の、形が、
 すなわち、あなたであると、
 錯覚するまでに、なる。

 だから、【この世】での、任期を終え、
 【霊界】に、帰ってきても、
 当分の間、あなたは、
 その、乗り舟と一体化した、姿形で、
 いることと、なる。

 だが、最初に、述べたとおり、
 
 ◎ あなたは、乗り舟では、ない

 ◎ あなたは、乗り舟の、操縦士

 だった。

 それに、気づいて、その慣れ親しんだ、
 乗り舟から、降りるとき、
 本当の、あなたに、戻る、
 のである。

 乗り舟に、引きずられていた、
 あなたから、解放されるのだ。

 その、乗り舟が、
 いかに、優秀だった、だろうと、
 いかに、病魔に、冒されていた、だろうと、
 いかに、美しいものだった、ろうと、
 いかに、汚らしいものだった、ろうと、

 いかに、その乗り舟が、気に入っていたろうと、
 いかに、その乗り舟が、嫌だったろうと、

 それは、あなた自身、では、
 なかった、のだ。

 どの乗り舟にも、耐用年数が、
 あらかじめ、定められており、
 いくら、整備を、きっちりやろうと、
 時が来れば、朽ちる。

 その、朽ちるまでに、
 その、乗り舟で、目的港まで、
 たどり着けるか、どうか? 
 だ。

 そして、目的港が、あること自体に、
 気づけるか、どうか?
 だ。  

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私(※一風):神様、ありがとうございました。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。