『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「05」

◎ 幽界での、衣服や、家屋は?

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☆☆【私(※一風)から】

 死後、私たちが、まず行くべき世界を、
 幽界と、呼びます。

 幽界を、通過して、
 その、奥の宮が、【霊界】と、
 なります。

 幽界のことを、まずは、
 学ぶべく、浅野和三郎博士の、質問は、
 続きます。

 今回は、衣服や、家屋のこと、
 に、質問が為されます。

 さて、それに、
 どう、新樹霊は、答えるのでしょうか?

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 最初、お前は、裸体姿の時も、
 あった、ようだが?

新樹霊:

 ありました。
 ごく最初、気がついた時には、
 裸体のように、感じました。

 こりゃ、裸体だな、
 と、思っていると、
 その次の瞬間には、
 もう、白衣を着ていました。

 僕、白衣なんか嫌ですから、
 その後は、一度も、着ません。

 くつろいだ時には、
 普通の和服、
 訪問でもする時には、
 洋服、

 これが、近頃の、服装です。

浅野和三郎:

 お前の住んでいる、家屋は?

新樹霊:

 何でも最初、
 衣服の次に、僕が考えたのは、
 家屋のこと、でしたよ。

 元来、僕は、洋館の方が、
 好きですから、
 こちらでも、洋館であってくれれば良い、
 と、思いました。

 すると、その瞬間に、
 自分自身の置かれている、部屋が、
 洋風のもので、あることに、
 気づきました。

 今でも、家屋のことを思えば、
 いつも、同じ洋風の建物が、現れます。

 僕は、建築にあまり、趣味を持ちませんから、
 もちろん、立派な洋館では、ありません。
 ちょうど、僕の趣味生活に適当した、
 バラック建ての、極めて、
 ざっとした、もので。

浅野和三郎:

 どんな内容か、もう少し詳しく、
 説明してくれないか?

新樹霊:

 東京辺りの、郊外などに、よく見受けるような、
 平屋建てで、
 部屋は、三間ばかりに、
 仕切ってあります。

 書斎を、一番大きく取り、
 僕、いつも、そこに、おります。

 他の部屋は、有っても無くても、
 構わない、
 ホンの、付け足し、です。

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☆☆【私(※一風)から】

 身体(※幽体)だけでなく、
 衣服や、家屋も、
 自分の、考えた通りに、出来上がる、
 ことが、報告されて、います。

 【この世】では、
 建物でも、設計図から、書き始め、
 工事を経て、
 出来上がるのに、数ヶ月も、
 かかりますが、

 幽界では、
 思ったが、一瞬で、
 建物でも、出来上がっている、
 のです。

 これが、本来の、
 
 ◎ 創造の妙

 で、ありましょう。

 【この世】の方が、実は、
 特殊、なのです。

 次回は、さらに、
 家具類は、どうなっているのか?
 に、質問が、発展していき、ます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。