『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「09」

◎ 幽界での、書物と、読書は?

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☆☆【私(※一風)から】

 幽界にも、もちろん、書物は、
 ありますが、
 【この世】の、書物とは、
 少し、違うようで、あります。

 ◎ 求めよ、さらば与えられん

 の、原理が、働いている、ようです。

 その点、新樹霊の、報告を、
 読んでいきましょう。

 この、報告は、
 昭和4年8月3日、第15回目の通信、と
 あります。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 お前が、書物を読んでいる姿が、
 昨日、母(※多慶子さん)の、霊眼に、
 映じたが、
 実際、そんなことが、あったのか?

新樹霊:

 読んでいました。

 あれは、【霊界】の事を、書いてある、
 書物です。

 僕が、書物を読もう、と思うと、

 ◎ いつの間にか、書物が現れて来る

 ので。

浅野和三郎:

 その書物の、用語は?

新樹霊:

 その時のは、英語で、
 書いてありました。

 ちょっと、難しい事も、書いてあるが、
 しかし、
 生前、英語の書物を、読んだ時の、気分と、
 現在の、気分とを、比較してみると、
 現在の方が、よほど、

 ◎ 判りよい

 ◎ じっと、見つめていると、
   自然に、判ってきます

浅野和三郎:

 書物は、何冊も、読んだか?

新樹霊:

 そう、何冊も読みは、しません。

 事によると、

 ◎ 幽界の書物は、一冊しかない

 のかも、しれません。

 こちらで、調べようと、思うことが、
 
 ◎ 何でも、皆、それに書いてある

 らしく、思われますよ。

 つまり、幽界の書物というのは、
 思想そのものの、具象化で、
 
 ◎ 読む人の、力量次第で、
   深くもなれば、また浅くもなり

 また、

 ◎ 求める人の、注文次第で、
   甲の問題も、乙の問題も、
   その一冊で、解決される

 といった、形です。

 僕は、どうも、そうらしく、感じます。

浅野和三郎:

 その書物の著者は、誰か?
 また、
 それに、標題が、ついていたか?

新樹霊:

 著者も、標題も、ありませんよ。

浅野和三郎:

 お前が、読んだものを、こちらへ、
 放送して、くれないか?

新樹霊:

 お父さん。
 現在の、僕には、
 まだ、とても、そんな事は、
 できませんよ。

 こんな、通信の仕方では、
 僕の、思っていること、
 感じていること、の、
 十分の一も、伝えられは、
 しません、もの。

浅野和三郎:

 今、お前は、
 書物が、いつの間にか、現れる、
 と、言ったが、

 いったい、誰が、そんな事を、
 してくれるの、だろう?

 ただで、書物が、現れるはずは、
 ないと、思うが‥‥。

新樹霊:

 それは、そうでしょう。
 自分一人で、やっている、つもりでも、
 案外、陰から、
 神さんたちが、お世話してくださって、
 おられます、からね。

 書物なども、やはり、
 指導者のお爺さんが、寄越してくれた、
 のでしょう。

 きっと、そうです。

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☆☆【私(※一風)から】

 【この世】に生きる、私たちからは、
 この、新樹霊からの、報告に、あるような、
 読書の、実態は、

 あたかも、マジックを見ている、ように、
 感じます。
 
 ですが、
 【この世】でも、今日では、
 書物や、読書も、
 インターネットにより、
 どんどん、電子版となり、
 欲しいものが、数秒で、ダウンロード、
 できてしまったり、
 また、外国語も、
 自動翻訳されて、いく、
 ように、なりました。

 【この世】も、【霊界】に、
 近づいている、感がします。

 ですが、
 重要な、ことは、

 ◎ 書物は、一冊かも、しれない

 という、点です。

 究極的には、書物は、一冊で、
 これに、全て、書かれていたり、
 さらには、動画として、
 動く絵本で、ある、
 のかも、しれません。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。