『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「23」

◎ 新樹自身の、守護霊とは? ②

  守護霊の、名前は?

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☆☆【私(※一風)から】

 浅野和三郎博士の奥様である、
 多慶子さんの、守護霊が、
 室町期の女性の、小桜姫です。

 その、小桜姫にも、守護霊がいて、
 (※『小桜姫物語』に登場する)
 南北朝時代の、宮中に仕える女性(※佐和子)でした。

 また、今回、登場する、
 新樹の、守護霊は、
 江戸時代中期の、男性、です。

 名前も、このあと、出てきます。

 ここから、わかることは、
 私たちには、皆、守護霊が付いており、
 私たちより、数百年前に、生きた、
 人が、あてがわれている、
 ことです。

 私たちと、守護霊とは、
 何らかの、関係があり、
 新樹霊の場合も、そのことが、
 報告されます。

 私たちは、充分、参考にしなければ、
 ならない、重要事だと、思います。

 それでは、読んでいきましょう。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 時に。(※と、私は一考して)

 現世にいたときの、守護霊の姓名は、
 何と言う、のでしょうね?

 呼び出す時に、姓名が判っていないと、
 何やら、勝手が悪いですが。

小桜姫:

 姓名で、ございますか?

 承知致しました。

 しかし、言葉で言ったのでは、
 もしも、間違うといけませんから、
 この女(※多慶子さん)の眼に、
 見せておくことに、しましょう。

地の文:

 そう言ってから、ものの一分とも、
 過ぎぬ時に、
 妻の閉じたる、眼の裏には、
 白地に、極めてくっきりと、
 黒く、浮き上がりて、

 ◎ 『佐伯信光』

 という、四文字が、現れたの、でした。

 ‥‥
 ‥‥

 私(※浅野和三郎)が、いよいよ、
 亡児(※新樹)の、守護霊を、呼び出したのは、
 それから、数日を過ぎた、七月八日の午前、
 でした。

 左に、その日の、問答を、
 ありのままに、記述することに、
 致します。

 ‥‥
 ‥‥

浅野和三郎:

 あなたの、お名前は?

 あなたは、新樹の守護霊さん、ですか?

 (※例のごとく、私は潮時をみて、そう
  切り出しました)

守護霊:

 わたくしは、‥‥わたくしは、‥‥わたくしは、‥‥

地の文:

 先方は、非常に、興奮の模様で、
 数回、同一文句を、繰り返しました。

 つばきが、喉に引っかかって、
 うまく、口がきけない、模様でした。

 それでも、しばらくして、

守護霊:

 わたくしは、佐伯信光と、申す者で、
 ございます。

浅野和三郎:

 いや、よく、お懸かりくださいました。

 あなた様が、亡児の守護霊さん、だった、
 ことは、近頃、ようやく、
 承知致しました。

 あの子の、肉親の父として、
 厚く、お礼を申し上げます。

 いろいろ、お訊きしたいと、思うことが、
 ございまして、
 今回、お呼び立て、致しましたが、
 何卒、お差し障りなき、限りは、
 御通信を、願いたいもので‥‥。

守護霊(※佐伯信光):

 承知致しました。

 が、何分にも、私は、まだ、
 弱輩の身で、
 果たして、充分の通信を、お送りすることが、
 できますか、どうか、
 いささか、心掛かりで、ございます。

 つづく

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☆☆【私(※一風)から】

 守護霊の、名前は、佐伯信光と、
 報告されました。

 このあと、詳しく、佐伯信光さんの、
 身の上話しが、なされますが、

 それは、次回に、譲ります。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。