『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「34」

◎ 乃木霊からの、警告 ①

  昭和5年当時の、予言

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☆☆【私(※一風)から】

 乃木霊からは、
 【この世】にいた当時のこと、や、
 【霊界】に移った当初のこと、など、
 具体的に、通信していただけた、
 こと、

 私たちには、参考とし、
 「人生」に、ぜひ生かさねば、
 と、思うところです。

 乃木霊からの、通信の最後に、
 「日本国民に告ぐ」
 という、章があります。

 それは、予言も、含まれています。

 昭和5年当時の通信、ですが、
 太平洋戦争のことが、暗に予言されている、
 箇所も、あり、
 警告と、なっています。

 二回に分けて、
 載せてみます。

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『新樹の通信』より
 
地の文:

 私(※浅野和三郎)は、
 「日本国民に告ぐ」
 という、標題を提出して、
 之に対する、乃木さんの、回答を、
 求めました。

 例によりて、乃木さんは、
 非常に、謙遜で、容易に口を開こうと、
 しませんでした、が、
 
 私から、再三促されて、
 やっと、言葉を発せられたの、でした。

乃木霊:

 ワシは、こちらの世界に、引き移ってからも、
 日本国のことは、心配して、おります。

 いや、国以外には、
 ほとんど、何も、知らぬ、
 と言った方が、適当かも、しれません。

 そのお陰か、自分には、
 いくらか、日本国に、今後起こるべき、
 事柄が、
 薄々、判っております。

 しかし、
 それは、まだ、はっきりと、言うべき、
 時期でもないし、
 また、自分とても、
 通信という仕事は、
 一向、不慣れであるから、
 心に思っていることを、全部そちらに、
 通じることは、できないようにも、
 思います。
 
 ‥‥
 ‥‥

 自分としては、生前、日露戦役に於いて、
 旅順の包囲戦を引き受け、
 もう、ああいう、罪な仕事‥‥、
 つまり、人殺しみたいなことは、
 二度と再び、あっては困ると、
 心の底から、懲り抜いております。

 いかに、戦争の常とは言え、
 沢山の兵士を、亡くすれば、
 その人々の恨みは、自然、こちらに、
 めぐって来て、
 随分、身を責められることに、なります。

 自分は、実際、二度と再び戦争などは、
 したくない。
 自分は、そのことを、始終、
 神様に、お願いしている次第で、
 あります。

 が、やはり、これも、時節というものか、
 
 ◎ どうしても、もう一度は、
   免れない、運命になっている

 ばかりで、ありますが、

 ◎ 念力を凝らせば、そんな事が、
   少しは、判って来ます

 ‥‥
 ‥‥

 もちろん、前途に国難があると、申したところで、
 それは、決して、

 ◎ 今すぐ、というのではない

 毛頭、慌てる必要は、ないので、
 あります。

 自分も、護国の神、として、
 むげに、引っ込んでばかりは、
 おりません。

 ただ、日本国民として、
 この際、何より肝要なのは、
 金鉄の覚悟、であると、思う、
 のであります。

 つづく

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☆☆【私(※一風)から】

 これが、前半部でした。

 うっすらと、太平洋戦争のことを、
 予言されて、いるようです。

 日露戦争のことを、悔いている、
 ようすも、うかがえます。

 後半部では、なぜ、戦争が起こるのか、
 【霊界】からの、見方が、
 報告されますが、
 それは、次回で、

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。