『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「45」

◎ 龍宮探検 ②

  小桜姫と、連れ立って

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☆☆【私(※一風)から】

 龍宮とは?
 
 そして、

 龍神とは?

 私たち人間と、龍神との関係とは?

 これらが、わかってこそ、
 「人生」が、わかり、
 世界が、わかり、
 宇宙が、わかる、

 ことに、なるのでしょう。

 読者の皆様に、おかれましては、
 これらについて、どの程度、
 お知りで、しょうか?

 前回の続きから、
 読んで、いきましょう。

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『新樹の通信』より

地の文:(※浅野和三郎)

 せっかく、新樹が、
 そう言うもの、ですから、

 私は、妻の守護霊(※小桜姫)を、
 呼び出すことに、しました。

 守護霊は、いつもより、
 気乗りのした、調子で、
 元気よく、私の問いに、答えるのでした。

浅野和三郎:

 今日は、いろいろ、お骨折りでした。

 今、ちょっと子ども(※新樹霊)から、
 お出かけの様子だけ、聴きましたが、
 
 子どもも、龍宮には、大分、
 面食らった、模様ですね。

小桜姫:

 はい。たいへんに、可笑しゅう、
 ございました。

 子どもは、
 龍宮の話しは、幼い時分に、
 お伽話で、きいたり、
 また、唱歌でも、習ったりしたが、

 いったい、本当に、そんな境地が、
 あるのかしら?

 よもや、亀が、迎えに来るのでは、
 あるまいか?

 など、いろいろの空想を起こして、
 気をもむので、ございます。

 あまり、可笑しゅうございますから、
 わざと、説明せずに、少し、じらしてやりました。

 地上の人は、
 龍宮を、海の底だと、考えていますが、
 
 ◎ 実はそうでは、ございません

 ◎ 龍神さまは、海にも、陸にも、
   ここにでも、おられます

 ◎ 龍神さまと、海との間に、
   特別の関係なんか、少しも、
   ございません

 ◎ 龍宮とは、つまり、龍神さまの、
   お宮殿のある、世界

 ということ、で、ございます。

浅野和三郎:

 いったい、龍神の本体は、何なのですか?

小桜姫:

 先へ行って、お調べになれば、
 追々、おわかりになりますが、
 龍神様は、つまり、神様‥‥、

 ◎ 元の、活き神さま

 で、

 ◎ 一度も、人のように、肉体をもって
   地上にお現れに、なられたことのない、
   方々

 で、ございます。

 ◎ その、お姿なども、自由自在

 で、ございます。

 私が、拝みますと、
 その、御本体は、やはり我々同様、

 ◎ 白い、丸い、美しい球

 で、ございますが、

 何かの場合に、お働きをなされます、時は、

 いつもの、あの、

 ◎ たくましいお姿

 あの絵にあるような、

 ◎ 龍体

 を、お現しに、なられます。

 それから、私どもが、龍宮へ参って、
 お目にかかる場合、などには、
 
 ◎ また、そのお姿が、違います

 ご承知の通り、あの神々しい、
 理想のお姿‥‥、それは、それは、
 ご立派で、ございます。

浅野和三郎:

 すると、龍神さんは、
 変化(※へんげ)することの、名人で、
 到底、我々人間には、歯が立ちません、ね。

小桜姫:

 何しろ、神様と人間とは、
 たいへんに、階段が、違いますから、ね。

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☆☆【私(※一風)から】

 どうも、神様とは、龍神様のことで、
 この、
 龍神様や、龍宮のことを、知らずして、
 何も、知ってはいない、
 ことに、なりそうです。

 前回の、伊勢神宮参拝、にしても、
 今回の、龍宮訪問、にしても、
 浅野和三郎博士の、慧眼には、
 恐れ入った、ものです。

 この、龍宮探検は、
 さらに、続いていきます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。