『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「62」

◎ 新樹の守護霊、佐伯信光のこと ②

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☆☆【私(※一風)から】

 これほど、詳細に己(※佐伯信光)のことを、
 独白されているのは、たいへん、
 貴重なことと、思います。

 しかし、あくまで、
 これは、一つの例で、
 あなたにも、同様の守護霊が、
 いるわけです。

 そして、守護霊の性質は、
 あなたに、大なり小なり、影響を、
 及ぼしている、のです。

 今日の、この回も、
 他人事として、読むのではなく、
 自分事として、参考としていただきたいと、
 思います。

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『新樹の通信』より

新樹霊:

 早速、守護霊(※佐伯信光)の、
 修行の話しに、取りかかります。

 何しろ、僕の守護霊は、
 全身全霊を、音楽に、打ち込んだ位の、
 人ですから、

 こちらの、世界でも、
 非常に閑静極まる、境地(※ところ)に、
 住んでおります。

 これが、その談話です。

守護霊(※佐伯信光):

 死ぬるまで、音楽で身を立てようと、
 していたのが、
 病のために、中道に倒れたの、ですから、
 残念で、残念で、たまらなかった。

 勿論、帰幽後しばらくは、
 有耶無耶に、過ごした。

 精神が朗らかに、ならなければ、
 とても、音楽の修行などは、
 思いもよらぬこと、なのである。

 が、指導霊のお世話で、
 すっかり、正気を取り戻すと同時に、
 私が、真っ先に考えたのは、
 こちらの世界で、もう一段も、二段も、
 
 ◎ 笛の研究をしてみよう

 という、ことであった。

 ので、早速、指導霊に向かい、
 勝手ながら、私には、

 ◎ 笛の修行をさせて、いただきたい

 と、願い出た。

 ◎ それは、聴き届ける

 とのことで、あったので、
 いろいろ、指導霊とも、相談の上、
 こういう仕事は、

 ◎ 深山の方が、一番音色も、冴えてよかろう

 という訳で、
 直ちに、その段取りを、してもらう、
 ことに、なった。

 私は、指導霊に伴われて、
 とある、深山に、分け入ったが、
 意外にも、それが、自分の想像したよりも、
 遥かに、寂しい境地(※ところ)なので、
 内心、少々君が悪くなり、
 自然、顔にも、寂しそうな色が、
 現れたのであろう、
 早速、

 ◎ 指導霊から、たしなめられた

 ◎ そんな鈍い決心では、修行などは、
   とても、駄目である

 ◎ 寂しいといって、時々は、ワシも、
   見回りに来てやるし、

 ◎ また、ソチの守護霊も、世話してくれる

 ◎ それから、昔の笛の上手な者も、
   稽古をつけてくれる、ことに、
   なっている

 ◎ しっかり致せ!

 私は、これに励まされ、
 自分で、自分を、叱りつけると、
 間もなく、心が、落ち着いてきた‥‥。

 つづく

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☆☆【私(※一風)から】

 これは、
 死後、私たちは、【霊界】で、
 何をするのか?

 の、一例と、なりましょう。

 【霊界】では、もはや、
 私たちは、衣食住の、心配から、
 解放されます。

 そして、興味関心のあることに、
 没頭できる、わけです。

 それは、【この世】での、続きだと、
 言えるでしょう。

 もし、あなたが、【この世】で、
 地獄的なことに、興味関心があれば、
 それは、地獄で、没頭することに、なりますし、

 もし、あなたが、【この世】で、
 天界的なことに、興味関心があれば、
 それは、天界で、没頭することに、なるでしょう。

 笛という、興味関心は、
 天界に、属している、ということです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。