『新樹の通信』から学ぶ、【真理】‥‥「80」

◎ 【霊界】の知識 ⑰

  浅野和三郎氏からの、指摘 その2

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☆☆【私(※一風)から】

 今回を持って、この 
 『新樹の通信』からの、シリーズを、
 一区切り、させていただきます。

 私(※一風)は、真理に目覚めた、若い頃、
 この本を、幾度も熟読、しました。
 そして、神様からの、教えが、
 こんなふうに、真理が、明らかにされた本の、
 あることを、
 初めて、知ったのです。

 その、感想は、いまだに、
 色褪せては、おりません。

 さて、この、シリーズ最終回として、

 なぜ、浅野和三郎氏は、息子からの、
 【霊界】からの、便り、を、
 本にしたのか?

 その、思いを、みてみたいと、思います。

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『新樹の通信』より

浅野和三郎:

 日本の、現在(※昭和11年)の、
 思想界、信仰界、は、
 混沌を極め、

 また、日本の、現在の、
 文学界、芸術界、は、
 低調を、つづけて、おります。

 公平に見て、現代人士の、眼光は、
 
 ◎ 卑俗なる、地上生活以外には、なく

 ほとんど、ただの一歩も、踏み出しては、
 いないので、あります。

 かれを、思い、
 これを、思う時に、
 私は、とうとう、勇を鼓して、
 亡児の通信に、手を着けてみる、
 ことに、なりました。

 私としては、なるべく研究者の、
 参考になりそうな、もの、
 また、なるべく、悩める人の、
 心の糧に、なりそうな、ところを、
 拾い出す、つもりで、あります‥‥。

 くれぐれも、
 これは、未完成な、一青年からの、
 私的通信で、ありますから、
 何卒、あまり、多くを期待されぬ、
 よう、切望する、次第であります。

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☆☆【私(※一風)から】

 ここに、記された、浅野和三郎氏の、思いは、

 私(※一風)が、発刊から80年ほど経つ、
 この『新樹の通信』を、今、紹介することの、
 気持ちと、

 ほとんど、同一のもの、です。

 【霊界】からの、情報が、
 どれだけ、【この世】に生きる、
 私たちに、とって、有益なものか、は、

 ◎ 知る人ぞ知る

 ところでしょう。

 こころから、この『新樹の通信』を、
 公表された、浅野和三郎氏に、感謝する、
 ものです。

 昭和初期の、政情不安定な、時期に、
 よく、勇気を出して、いただけたもの、
 と、
 心より、敬意を表するもので、あります。

 読者の皆様に、おかれましては、
 この、『新樹の通信』を、手に入れられまして、
 全部に、目を通していただければ、
 幸いに、ぞんじます。

 浅野和三郎先生、ありがとうございました。

 新樹霊に、対しましても、感謝いたします。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。