守護神からの言葉に学ぶ・その18

◎ 休憩所にて、守護神からかけられた言葉とは?

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☆☆【私(※一風)から】

 今回は、前回からの、続きです。

 R氏とEさんは、ようやく、
 守護神たちの休憩所に、辿り着きました。

 そこで、どんなことが、
 待っていたのでしょうか?

 どんな言葉を、守護神から、
 かけられたので、しょうか?

 読んでいきましょう。

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地の文:

 私が、一生懸命、慰め励ましたので、
 彼女も、やっと、気を取り直し、
 とうとう、休憩所の入り口まで、
 辿り着いた。

 その光のために、我々(※R氏とEさん)は、
 一時、盲目になったが、

 しかし、親切な守護神たちの手に、握られて、
 無事に、室内に、導かれた。

 それから、彼女(※Eさん)と、引き離され、
 私(※R氏)だけ、ただ一人、
 その建物の中で、一番暗い部屋に、入れられた。

 調べてみると、
 この部屋の暗いのは、
 窓が開け放たれ、そこから、戸外の闇が、
 海の浪のように、ドンドン、
 注ぎ込むから、であった。

 その時、闇を通して、
 強く、明らかに、何やら、
 聞き慣れぬ、不思議な音声が、
 響いてきた。

 耳を澄ますと、こう聴こえる‥‥。

守護神:

 我が子よ! 
 
 私は、お前が、一歩一歩、
 私に、近づきつつある、を、
 嬉しく思うぞ。

 多くの年月、お前は、私から遠ざかるべく、
 努めていた。

 されど、私は、

 ◎ しばしも、お前を見捨てることなく
   
 ◎ いつか、お前の心が、再び神に向かう、
   日のあるべきを、ひたすら祈っていた

 ◎ ただ、私の姿を、お前に見せるのは、
   まだ、早きに過ぎる

 ◎ 私の全身より、ほとばしり出る光明は、
   あまりに強く、
   とても、現在のお前の眼には、
   耐えられそうにも、ない

R氏:

 ああ、守護神さま。

 私が、神の御前に、まかり出ることが、
 出来ないのは、
 神の御光の、強すぎるためで、
 ございますか?

守護神:

 その通りじゃ。

 何人(※なんぴと)も、
 直ちに、神の御光の前に、出ることは、
 出来ぬ。

 されど、

 ◎ 何事にも、屈せず、たゆまず、
   飽くまで、前進を続けて行かねば、
   ならぬ

 ◎ 私の声を、しるべに、進め!

 ◎ 進むにつれて、私の姿は、
   次第に、お前の眼に、映るであろう!

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 これが、休憩所での、守護神との、
 やりとり、です。

 ここで、守護神は、

 ◎ しばしも、お前を見捨てては、いない

 と、言われています。

 これは、【この世】における、
 私たちにも、言えること、なのです。
 
 誰も、見ていないから、といって、
 守護神は、見て(※くれて)いる、のです。

 有り難いことでは、ないでしょうか?

 さて、R氏の、向上への、旅路は、
 まだまだ、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。