守護神からの言葉に学ぶ・その23

◎ 向上の旅の、道連れになった人に、‥‥

  各人に、それぞれ守護神が、いること

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☆☆【私(※一風)から】

 R氏は、地獄からの向上の旅を、
 続けています。

 地獄にある、それぞれ特徴ある都市を、
 通過していきますが、
 それらについては、ここでは、
 言及を、控えます。

 興味のあるお方は、原本を、お読み、
 いただければ、と思います。

 それだけでも、大いに、
 参考に、なること、間違いなしです。

 さて、地獄からの向上の旅も、
 いよいよ、終盤に、近づきました。

 地獄の上層部の、街は、
 どこも、【この世】と、ほとんど、
 違いがなく、それには、驚かされます。

 さらに、
 地獄の上層部の街に、共通したことが、
 あるのでした。

 何だと、思われますか?

 お考えください。

 少し、時間を置きますので、
 ぜひ、自力で、お考えください。
 そして、答えの予想を立てた上で、
 以下を、お読みいただければ、と、
 思います。

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 それでは、解答に参ります。

 それは、こうです。

 ◎ まさか、ここが、地獄界だとは、
   思いもしていない、こと

 ◎ さらには、自分が、死んでここにいる、
   とも、思っていない、こと

 でした。

 ‥‥

 さて、R氏が、ある街を、通過しようと、
 したとき、
 一人の、男が、R氏に追いすがって、
 来ました。

 そこで、何が起きたか?

 今回は、その部分を、紹介いたします。

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地の文:

 ‥‥、私(※R氏)は
 「街から放り出すぞ!」
 と、住人たちから、威嚇された。

 仕方がないから、
 私は、いい加減、見切りをつけて、
 建物を、立ち出たのだが、

 一人の、男が、
 私の後に、追いすがって、言った。

男:

 いや、あなたが、只今、仰ったこと、

 (※ここは、地獄であり、皆さんは死んで、
 ここに来たのである、こと)

 は、全て、道理に叶っています。

 あなたは、地獄の各地を、通過して、
 最後に、ここを、脱出されるお方に、
 相違ありません。

 ついては、私のことを、
 同行しては、いただけますまいか?

地の文:

 私が、それに答える前に、
 彼の守護神が、姿を現して、言った。

男の守護神:

 我が子よ!

 私は、お前を導いて、
 「愛する友の喜んで、助けを与える」
 美しい境涯に、入らしめる、
 であろう。

 私は、

 ◎ お前の胸に、救助を求める精神の、
   宿るまで、やむを得ず、差し控えていた

 が、

 ◎ 今こそ、再び、立ち返って、
   お前の、将来を、導くであろう

地の文:

 この男と、その守護神は、
 相、連れだって、どこかへ、行ってしまった。

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 さて、いかがだったで、しょうか?

 感動的な、一場面だった、と、思います。

 地獄の住人は、皆のしているように、
 していないと、仲間外れにされるのが、
 怖くて、
 ずっと、おかしいと、思いつつ、
 悪癖を、続けている、と、いう、
 感じなのでした。

 ・ 赤信号でも、みんなで渡れば、怖くない

 です。

 ですが、ここに出てきた男は、
 勇気を出して、R氏に近づき、
 
 ・ あなたの言っていることが、正しい

 ・ 私は、あなたに、付いていく

 と、宣言したのです。

 ◎ 【真理】は、多数決では、ない

 のです。

 むしろ、

 ◎ 【真理】は、少数派である

 と、言えるでしょう。

 その男にも、当然、守護神は、いたわけ、
 ですが、

 その男が、自分から、向上への「心」を、
 発揮するのを、ずっと、待っていた、
 わけです。

 ここでも、

 ◎ 求めよ、さらば与えられん

 の、原理が、働いていることに、
 気づきます。

 この男にとっても、
 向上の旅が、始まった、わけです。

 さて、あなたはいかがですか?

 あなた自身の「向上の旅」は、
 R氏のように、
 始まって、いるでしょうか?

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。