「人生」への新視点・60

◎ 「人生」とは、完全に感情移入された、
  映画のようなもので、ある

  画面に入り込み、
  もはや、カメラのことを、忘れている

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☆☆【私(※一風)から】

 映画を、楽しむとき、
 どこから、カメラを撮っている、
 とか、
 どういう、カット割りか、
 とか、は、
 意識していない。

 つまり、画面に没入し、
 感情移入して、楽しんでいる、
 のである。

 ハラハラドキドキ、
 圧倒的な、画面の迫力に、
 どういう、ふうに、撮影されたのか?
 は、もう、
 考えなど、していない。

 もう、カメラの存在を、
 忘れさせられて、いるのである。

 たった二人での、
 対決や、会話も、
 撮影現場では、
 目の前に、カメラが何台もあり、
 音声マイクもあり、
 照明板もあり、
 多人数、画面外には、
 いるのである。

 実は、
 「人生」も、これと、
 よく似ている。

 視界外には、
 監督たる、神様が、おられ、
 カメラ役、音声マイク役、照明役、
 その他、が、
 この、「人生」映画を、見守っている、
 のである。

 ただ、あなたは、
 この「人生」に、没入しているため、
 それらの、存在を、忘れている、 
 のである。

 そして、
 それで、良いのである。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。