「人生」への新視点・94

◎ 二枚、駒があれば、勝てる

  後生大事に、もったいぶっていると、
  負ける

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☆☆【私(※一風)から】

 将棋は、王を詰ませるゲームであり、
 それは、究極、二枚、駒があれば、
 勝てるのです。

 相手の駒を、いくら、たくさん取ろうと、
 自玉が、詰まされれば、
 それまでです。

 相手の駒を取って、喜んでいては、
 ならない、のです。

 喜ぶのは、相手の王を、
 詰ませた時、だけです。

 その際、どんどん、持てる駒は、
 切り捨てて、いかなければ、
 なりません。

 後生大事に、駒を、抱えていては、
 それは、宝の持ち腐れ、
 となり、負けにつながります。

 「人生」も、これと、同じです。

 ここぞ、というとき、
 持ち駒を、切らなければなりません。

 逆に言えば、
 持ち駒とは、切るために、あるわけです。

 これも、
 
 ◎ 損して得取れ
 
 ◎ 肉を斬らせて、骨を断つ

 なのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。