良い言霊:75

◎ 大道廃れて、仁義あり

  老子の【言霊】

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☆☆【私(※一風)から】

 『道』とは、【真理】のこと、
 です。

 大いなる『道』が、全体に行き渡っている、
 うちは、
 「仁義」などと、ことさらに、
 叫ばずとも、
 自然に、そんなことは、できていた、
 ことです。

 肝心要の、『道』が、忘れ去られ、
 敢えて、「仁義」を叫ばねば、
 実行できない、世となった、 
 わけです。

 例えば、
 【真理】をわきまえて、さえいれば、
 神様の存在を、意識できていれば、
 殺人や、強盗などの、犯罪は、
 起き得ません。

 誰も見ていなくても、
 神様の目は、ごまかせない、
 ことを、知っているから、
 犯罪は、起こり得ない、のです。

 それが、
 【真理】(※『道』)が、忘れ去られ、
 バレなければ、いいのだ、
 と、こんな考えに、支配され、
 世の中が、劣化する、わけです。

 看板に、
 
 ・ 挨拶しましょう
 ・ 戸締まりしましょう
 ・ 明るい選挙を

 などと、叫ばねばならないのは、

 それが、できていない、からです。

 大元である、【真理】(※『道』)さえ、
 取り戻すことが、できれば、
 こんな、恥ずかしい看板も、
 要らなくなるのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。