ことわざに学ぶ「人生」:その35

◎ 火中の栗を拾う

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☆☆【私(※一風)から】

 猿におだてられた猫が、
 いろりの中の栗を拾って、大やけどをしたという、
 ラ‐フォンテーヌの寓話 (ぐうわ) が、
 この、ことわざの、原点です。

 ここから、
 自分の利益にならないのに、
 他人のために危険を冒す、ことのたとえ、
 と、なりました。

 わざわざ、人のために、
 危険な行動を、する、
 という、
 一見、格好いいように、思われますが、
 それが、うまく行かず、
 自爆してしまう、ことも、
 大いにあります。

 一口に言えば、

 ◎ 敢えて、悪籖を引く

 こと、なのです。

 「人生」では、よっぽどでない限り、
 こんなことは、避けて、
 しかるべき、でしょう。

 断るときは、断ることが、
 大事です。

 格好など、言っている場合では、
 ないのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。