ことわざに学ぶ「人生」:その80

◎ 木で鼻をくくる

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☆☆【私(※一風)から】

 元々は、
 「木で鼻をこくる」
 でした。

 木で鼻をこする、
 あるいは、
 木で鼻をかむ、
 という、意味です。

 昔は、紙は貴重品で、
 鼻水などをかむには、使えません、
 でした。

 木で、鼻を押さえて、
 かんでいた、ようです。

 相手の前で、こんな態度をすれば、
 どうでしょうか?

 まことに、失礼で不遜な態度、
 あるいは、
 無愛想なこと、と、見えること、
 でしょう。

 現代でも、そうです。

 木で、鼻をくくったような、態度、
 などと、表現されます。

 これは、案外、起こっていること、
 では、ないでしょうか?

 相手を、馬鹿にしていると、
 そう、なるのです。

 相手を、馬鹿にして、
 良いことは、一つもありません。

 「人生」で、最もやってはならないのは、
 相手を、馬鹿にする、こと、
 です。

 心すべき、ことの、一つです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。