ことわざに学ぶ「人生」:その134

◎ 火の車

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☆☆【私(※一風)から】

 仏教の説話な中で、出てくる、
 「火車(※かしゃ)」
 のこと、です。

 火車とは、
 【この世】で、悪事を為した者が、
 この、燃え盛る火車に乗せられ、
 獄卒によって、地獄に、連れて行かれる、
 ものです。

 すでに、火車に乗せられた時点で、
 地獄の責め苦であり、
 想像するだけで、
 恐ろしい話です。

 そこから、
 家計が赤字で、回らなくなることを、
 
 ◎ 火の車

 と、言うように、なりました。

 家計が赤字で回らない辛さは、
 それこそ、火車に乗せられたような、
 ものでしょう。

 そこを、乗り越える苦労は、
 並大抵では、ないでしょう。

 しかし、悪事に手を染めず、
 真っ当に、返済していく努力には、
 神様も、ご照覧です。

 火の車から、降りられる日も、
 きっと、来るのです。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。