ことわざに学ぶ「人生」:その189

◎ けりを付ける

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☆☆【私(※一風)から】

 「けり」とは、助動詞です。

 古文で、文の終わりに、
 「‥‥ありけり」や、
 「‥‥おきにけり」と、
 使いました。

 特に、和歌での言い切る形で、
 よく使われ、ました。

 「けり」が付けば、
 いったん、終了です。

 「人生」でも、同じです。

 一つ一つ、物事は、決着を付けなければ、
 なりません。

 終わらせなければ、
 次が、始められない、からです。

 「けり」を付けなければならないのに、
 「けり」を付けずに、グズグズしていることを、

 ◎ 優柔不断

 と言って、敬遠されます。

 優柔不断ほど、始末の悪いものは、
 ないでしょう。
 関係のある、周囲の人たちを、
 イライラさせて、気ばかりもませるの、
 ですから。

 「人生」とは、
 けりを付ける、ことの、連続、
 だと、言えます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。