ことわざに学ぶ「人生」:その195

◎ 賽は投げられた

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☆☆【私(※一風)から】

 古代ローマでの、カエサルの言葉です。

 ◎ 賽は投げられた

 もう、後戻りはしない、
 という、決意を、言っています。

 この時、カエサルは、属州のガリア総督、
 をしており、
 本土である、ローマへ、
 軍団を移動させようと、していました。

 そのローマとの境の川が、
 「ルビコン川」、
 でした。

 ここを、属州の軍団が、渡ることは、
 固く禁じられて、いました。

 しかし、あえてカエサルは、
 その禁を破り、
 ルビコン川を渡河し、
 軍団を、ローマに入れようとした、
 のです。

 カエサルは、禁を犯してまでも、
 ローマに、入城し、
 元老院を、押さえ込もうと、
 したのです。

 そして、カエサルは、
 皇帝へと、なるのでした。

 やるときには、思い切って、
 やらなければ、ならないことを、

 ◎ 賽は投げられた

 が、言い当てています。

 「人生」でも、勝負のときが、
 来るのです。

 その時、あなたは、
 「ルビコン川」を渡り、
 敵城に攻め入らねば、なりません。

 その際、
 あなたに、必要なのは、
 カエサルのような、【勇気】、
 一つ、です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。