ことわざに学ぶ「人生」:その199

◎ 鯖を読む

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☆☆【私(※一風)から】

 ◎ 鯖を読む

 とは、自分の都合のいいように、
 数勘定を、ごまかす、
 という、ことで、使います。

 なぜ、鯖なのか?

 鯖は、美味しい魚ですが、
 腐るのも早いので、
 急いで、処理しなければなりません。

 たいていは、「塩鯖」にして、
 保存が、利くようにして、
 売られました。

 しかし、
 新鮮な鯖なら、刺身の味は絶品ですし、
 押し寿司、にしても、最高です。
 これこそ、最高の寿司、だと言う人も、
 多くいます。

 だから、
 鯖が、陸揚げされると、
 その数を読むのも、「だいたい」、
 となった、のです。
 正確な数より、スピードこそ、
 大事だった、のです。

 しかし、
 「鯖を読む」とは、
 マイナスの意味の、言葉です。

 「人生」では、あまり、
 使いたくないもの、です。

 あの人は、年齢を、たいがい「鯖読み」、
 しているよ、

 や、

 納品された商品の数が、
 どうにも、合わない。
 「鯖を読ん」でるなあ。

 と、なれば、
 あなたの、信用にも、関わること、
 です。

 人が、「鯖を読む」のは、
 許しても、
 あなたが、「鯖を読む」のは、
 しないこと、です。

 それが、「人生」安全、
 となる、道です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。