小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」46

◎ 【霊界】での掟(※おきて)

※ 心と姿とが、一致すること

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☆☆【私(※一風)から】

【この世】では、心の内を、
 隠そうとすれば、隠せます。

 顔の表情に出さなければ、
 いいのです。

 例えば、
 どんなに、悪いことを考えていても、
 それを、面に出さないようにして、
 気取られないように、すれば、
 よいわけです。

 ですが、【霊界】では、
 それは、どうでしょうか?
 
 考えや、思いは、隠せるので、
 しょうか?

 今回は、そのことに触れた言動が、
 ありますので、そこを、お読みください。

◎ 小桜姫:

  これから、「龍宮」行きと決まった時には、
 そこに相当の準備の必要が、ありました。
 何より大事なのは、斎戒沐浴‥‥、
 つまり、心身を浄める仕事で、ございます。

◎ もちろん私どもには、肉体はない、
 のでございますから、
 人間のように、実地に、水などをかぶりは、
 致しませぬ。
 ただ、水をかぶったような清浄な気分になれば、
 それで宜しいので、そうすると、
 いつの間にか、身なりまでも、自然に、
 白衣に、変わっているので、ございます。

◎ 心と姿とが、いつもピッタリ一致するのが、
 こちらの世界の掟で、
 人間界のように、心と姿とを、使い分けること、
 ばかりは、とてもできないので、ございます。

  
 以上です。

 小桜姫は、これからいよいよ、
 龍宮界へと、訪れる訳ですが、
 それなりの、心と姿の準備が、必要です。

 【霊界】では、心境=形、です。

 思いが、そのまま、姿形となるのです。

 この掟を、知らないのが、
 「地獄」界です。

 お互いに、騙し合おうと、しますが、
 化けの皮が剥がれているのを、
 知らない、のです。

 相手からは、見破られているのに、
 尚も、騙そうとする‥‥、
 心の汚れが、服装にも如実に出ているのに、
 本人は、隠せていると、
 思っている、のです。

 こんな人たちの集まった世界が、
 「地獄」界です。

 「地獄」界も、【霊界】なので、
 【霊界】の掟からは、逃れられない、
 のです。

 私(※一風)は、この「地獄」界が、
 【この世】と、とても似ていると、
 感じている、のです。

 今回は、敢えて、
 負のお話を、させていただきました。
 悪しからず、お許し願います。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。