小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」147
◎ 小桜神社の由来 ④
※ 三浦を襲った大津波
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☆☆【私(※一風)から】
史実の通り、現世での小桜姫は、
その後、はかなく病没してしまいました。
しかし、生前の小桜姫の印象が、
現地で、強烈に残り、
小桜姫の墓へは、お参りする里人が、
たえなかった、ようです。
読んでいきましょう。
◎ 小桜姫:
もっとも、最初は、別に私を、
お宮に祀るまでの話が、出た訳ではなく、
時々、思い出しては、野良への行き帰りに、
私の墓への、香華を手向ける位のこと、
だったそうで、ございますが、
その後の、不図したことが動機となり、
とうとう神社、というところまで、
話が、進んだので、ございました。
只今、申しあげました、不図した動機、
というのは、
或る年、三浦の海岸を襲った、
大津波なので、ございました。
それは、滅多にない位の大きな時化で、
一時は、三浦三崎一帯の人家が、
全滅しそうに思われたそうで、
ございます。
すると、その頃、
諸磯の或る漁師の妻で、
普段から、私のことをたいへんに、
尊信してくれている、一人の婦人が、
ありました。
◎ 婦人:
小桜姫にお願いすれば、
どんな事でも、叶えて下さる‥‥。
◎ 小桜姫:
そう思い込んでいた、らしいので、
ございます。
で、いよいよ暴風雨が、荒れ出しますと、
右の婦人が、早速私の墓に、
駆けつけて、一心不乱に、祈願しましたーー
今回は、以上です。
大津波とありますが、
おそらくは、台風による、高潮のこと、
では、なかったかと、思われます。
この婦人の祈願が、
【霊界】の小桜姫に届くわけですが、
その時、小桜姫は、
例の、海岸の修行場で、修行されていた、
頃、だった、のです。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。