小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」155
◎ 小桜神社の由来 ⑫
※ 油壺のすぐ南側‥‥。
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☆☆【私(※一風)から】
今回は、
現界での(※小桜神社の)場所の選定について、
が、語られます。
既に、「幽界」では、建立されて、
いるようです。
現幽一致、なのですが、
何事も、「幽界」の方が、
理想的で、一歩早いのです。
それでは、今回のところを読んでいきましょう。
◎ 小桜姫:
現界の方では、どんな所に、
お宮を建てているので、ございますか?
◎ 指導役のお爺さん:
あそこは、何と呼ぶか‥‥。
つまり、籠城中に、そなたが隠れていた、
海岸の森陰じゃ。
今でも、里人たちは、遠い昔の事を、
よく覚えていて、
わざと、あの所を選ぶことに、
致したらしい‥‥。
◎ 小桜姫:
では、油壺のすぐ南側に当たる、
高い崖のある所で、ございましょう。
大木のこんもりと、茂った‥‥。
◎ 指導役のお爺さん:
その通りじゃ。
が、そんなことは、このワシに、
聞くまでもなく、自分で覗いてみたら、
よいであろう。
現界の方は、そなたの方が、
本職じゃ‥‥。
◎ 小桜姫:
やむを得ず、ちょっと統一して、
覗いてみると、
果たして、お宮の所在地は、
私の昔の隠れ家のあった、ところで、
辺りの模様は、さしてその時分と、
変わっていない、ようでした。
普請は、もう八分通りも、進行しており、
大工やら、屋根職やら、が、
何れも、忙しそうに、立ち働いているのが、
見えました。
以上です。
【霊界】(※「幽界」)から、見れば、
現界も、このように見えている、
ということ、です。
小桜神社は、現在、若宮社と呼ばれて、
いますが、
確かに、そのような場所に、
あります。
言われなく、いかなる墓も、祠も、お宮も、
建つものは、ない、
ということ、です。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。