小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」158

◎ 小桜神社の由来 ⑮

※ 小桜姫の衣装

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☆☆【私(※一風)から】

 「幽界」は、思念が直ぐに叶う世界、
 だと、言えます。

 私たちの住む現界は、思念はあっても、
 その実現には、かなりの時間を要します。

 しかし、思念がなければ、
 その実現は、絶対ありません。
 このこと、だけは、
 「幽界」も、現界も、共通のこと、
 です。

 さて、神様として、小桜姫は、
 どんな風に変わるので、しょうか?
 今回は、衣装について、です。
 読んでいきましょう。

◎ 小桜姫:
 毎度、申し上げている通り、
 私どもの世界では、
 何事も、甚だ手っ取り早く、
 運びます。

 先ず、私の服装が、瞬間に変わりましたが、
 今日は、いつもとは違って、
 身には、白練りの装束、
 手には、中啓、
 足には、木の蔓で編んだ一種の草履、
 髪は、もちろん垂げ髪‥‥。

 甚ださっぱりしたもので、
 ございました。

 他に、身に付けていたもの、としては、
 ただ、母の形見の「守り刀」、
 こればかりは、女の【魂】で、ございますから、
 いかなる場合も、懐から離すようなことは、
 ないので、ございます。

 私の身なりが、変わった瞬間には、
 もう、私の「守護霊」さんも、
 いそいそと、私の修行場へ、
 お見えに、なりました。

 お身なりは、
 広袖の白衣に、袴を付け、
 上に何やら、白の薄物を、
 羽織っておられ、ました。

◎ 「守護霊」さん:
 今日は、ようこそ、私を、
 お呼びくださいました。

 私が、こちらの世界へ引き移って、
 かれこれ四百年にも、なりますが、
 その長い間に、
 今日ほど、肩身が広く感じられることは、
 ただの一度も、ございませぬ。

 これと、申すも、
 ひとえに、御指導役の、お爺さまのお骨折り、
 私からも、厚く御礼を、申し上げます。

 この後とも、何分よろしゅう、
 お頼み申しまする‥‥。

 今回は、以上です。
 

 小桜姫は、立派な、神様の装束に、
 瞬時に、早変わりです。

 また、「守護霊」さんも、
 参加してくれて、います。

 この後は、指導役のお爺さんからの、
 言葉となる、のですが、
 それは、次回と、いたします。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。