小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」165

◎ 美しい、【神】への祈願とは?

※ 死ぬのも、皆寿命だと諦めて‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 神様の眼からは、どのような祈願が、
 良いと、されているのでしょうか?

 小桜姫の立場から、言及がありますので、
 読んで、参考にしたいと、
 思います。

 ちなみに、
 厚かましい、祈願は、
 どうも、好まれない、ようです‥‥。

◎ 小桜姫:
 参拝者の中で、いちばん数も多く、
 また、いちばんに美しいのは、
 やはり、何の注文もなしに、
 御礼に来られる方々で、
 ございましょう。

 毎日、安泰に暮らさせていただきまして、
 誠に、有り難うございます。
 何卒、明日も、無事息災に、
 過ごせますよう‥‥。

 昔は、こんなあっさりしたのが、
 多かったもので、ございます。

 殊に、私が【神】に祀られました当座は、
 津波で、助けられた、御礼参りの人々で、
 賑わいました。

 無論、あの津波で、相当沢山の人命が、
 滅びたので、ございますが、
 心掛けの良い家族は、
 決して、恨みがましいことを申さず、
 死ぬのも、皆寿命であると、諦めて、
 心から、御礼を述べてくれる、
 のでした。

 私としてみれば、
 自分の力一つで、助けた訳でもない、
 のでございますから、
 そんな風に、御礼を言われると、
 却って、気の毒でたまらず、
 一層、身を入れて、その人たちを、
 守護してあげたい、気分になるの、
 でした。

 今回は、以上です。

 次回以降に、さらに小桜姫が述べますが、
 人間の寿命ばかりは、
 どうにも、できない。
 死ぬことは、その人の寿命だと、諦めることが、
 大事である、と、
 言っています。

 私たちは、祈願というよりも、
 神様に御礼を伝えに、参拝するのが、
 いちばん、良いのです。

 次回に、続きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。