小桜姫の言葉に学ぶ【真理】と「人生」173

◎ 自殺を食い止めたこと ③

※ 今とは違って、少しは神ごごろが、ございますから‥‥。

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☆☆【私(※一風)から】

 女房の方を、正気に戻すと、
 あとは、良人の方です。

 どのようにして、この夫婦を、
 雨降って、地固まる、
 ように、できたのか‥‥?

 目には、見えない、
 神様の働きかけが、今回も、
 述べられて、おります。

 私たちは、よく読んで、
 参考にしなければ、ならないと、
 存じます。

◎ 小桜姫:
 その頃の人間は、今の人間とは、
 違いまして、
 少しは、神ごごろが、ございますから、
 この女も、すぐさま、
 それと、気がついて、
 とんだ心得違いをしたと、
 心から、悔悟して、
 死ぬことを、思い止まった、
 ので、ございました。

 一方、私の方では、
 それとなく、良人の「心」に、
 働きかけて、
 油壺の断崖の上に、導いてやりました、
 ので、
 二人は、やがてばったりと、
 顔と顔を、突き合わせました。

◎ 良人:
 やれやれ、生きていて、くれたか‥‥。
 何と、有り難いことで、あろう‥‥。

◎ 女房:
 これと、言うのも、
 皆、神様の、お陰‥‥。
 これから、仲良く、暮らしましょう‥‥。

◎ 良人:
 ワシが、悪かった。
 勘弁してくれ。

◎ 女房:
 お前さんも、これから私を、
 可愛いがって‥‥。

◎ 小桜姫:
 二人は、涙ながらに、
 しがみついて、いつまでもいつまでも、
 離れようと、しないのでした。

 その男は、すっかり「心」を入れ替え、
 村人からも、羨ましがられるほど、
 夫婦仲が、良くなりました。

 現在でも、その子孫は、
 たしか彼の地に、栄えているはずで、
 ございます‥‥。

 
 以上です。

 【この世】の人間は、
 この夫婦のように、
 目には、見えずとも、
 確かに、神様の御加護の元に、
 「人生」を、生きている、
 わけです。

 「人生」の、切所で、
 必ず、助けられて、いるのです。

 それを、知らないのは、
 神様のことを、知らない、
 浅はかな、人間である、
 と、言えるでしょう。

 肝心要の、時が、「人生」には、
 必ず、訪れます。

 その時、神様からの、救いに、
 感謝できる、人間であるか、
 はたまた、
 全ては、己の力だ、
 と、錯覚してしまう、愚かな人間であるか、
 は、
 あなたの、知識一つで、あります。

 この知識とは、
 【真理】を、知っているか否か、
 の、ことです。

 【真理】については、
 この私(※一風)が、
 【人生相談・ダルマ堂】にて、
 あなたに、易しく、ガイドさせて、
 頂きます。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。