だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉53

◎ R氏からの、報告

※ 悪霊からの誘惑

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☆☆【私(※一風)から】

 【この世】で、「成仏」できず、
 人間に、憑かって、
 自分の欲望だけを、満たそうとする、

 これを、悪霊と言わずして、
 何と呼ぶで、ありましょうか?

 悪霊には、悪霊なりの、
 理屈が、あります。

 R氏は、結局は、この、
 悪霊からの、そそのかしに、
 乗ってしまい、
 自ら、転落していくの、ですが、

 今回は、(※あまり気が進みませんが)
 敢えて、この悪霊の理屈を、
 聴いてみることと、します。

 読者の皆様は、批判的精神でもって、
 お読み頂きたいと、存じます。

 それでは、読んでみましょう。

◎ R氏:

 そんなことをして、
 (※悪霊の憑かる交霊会に参加すること)
 何ぞ、俺たちの利益に、
 なるのかね?

◎ 悪い霊魂:

 そりぁ、なるとも!

 まず第一に、
 我々は、そうやって、
 自分の「幽体」を養うための、
 材料を、手に入れるのだ。

 第二には、権力だ!

 権力! 
 お前の耳には、この言葉が、
 ピーンと、気持ちよく、響いて、
 こないかい?

 大勢の人間を、思うままに、
 引きずり回すのは、素敵じゃないか!

 なかんずく、
 (※彼は一層毒々しく眼球を動かしながら)
 我々は、これを利用して、
 昔の恨みを、晴らすことが、できる。

 それから、もう一つ。
 たとえ、一時の間でも、
 人間の身体に宿る、ということは、
 ありがたいじゃ、ないか。

 こう、考えたら、
 交霊会というものも、
 まんざらで、なかろう。

 いや、まだ、あるある!

 「幽界」で、散々、修行を積んだ者が、
 もう一度、人間の世界に、出しゃばって、
 大手を振って、歩き回れる‥‥。
 
 何んと、面白い話じゃ、ないか!

◎ R氏:

 吾が輩も、この説法を聴かされて、
 すっかり、交霊会行きに、
 賛成して、しまった。 

 以上です。

 悪霊には、悪霊なりの、
 屁理屈が、あったものです。

 そして、R氏も、それに、
 同調していった、のです。

 さて、この交霊会というものは、
 入神状態になる、巫女の口を通して、
 先祖のことや、
 その他、いろいろな、世の中のことを、
 質問したり、聴いたりする、
 (※ある意味、非常に危険な)
 会で、あります。

 正しく、厳粛な、交霊会、
 自体を、成り立たせること、自体が、
 たいへん難しい、と、言わざるを得ません。

 大概が、私利私欲の、
 ギャンブル的な、予言を聴いて、
 喜んでいる、低級な会と、
 成り下がる、のです。

 そして、一時、
 参加者を、喜ばせて、
 最後には、散々な目に合わせて、
 悪い霊魂たちは、
 面白がって、いるのです。

 こんな会には、
 絶対に、近寄らないことが、賢明です。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。