だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 79
◎ R氏からの、報告
※ 「地獄」の大都市 ⑨
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☆☆【私(※一風)から】
「地獄」の拳闘が行われたコロシアムには、
この街の、皇帝が来ていました。
この皇帝とは、何者なのか?
R氏は、自身に従わせている、手下に、
問います。
その場面を、読んでいきましょう。
◎ R氏:
(※拳闘の試合後、コロシアムから、
帰還しようとする皇帝を見た、R氏は‥‥)
皇帝はと見ると、
大威張りで、戦車に納まりかえっていたが、
その顔面には、罪悪のシワが、
深く深く、刻まれて、
本来の目鼻立ちが、とても見分けられぬ位、
正に、残忍性と、驕慢性との、
好標本であった。
が、生前は、これでなかなかの、
好男子でなかったか、と、
思われる節も、何処やらに、
認められる、のであった。
「いったい、あれは何者か?」
「ローマのネロでは、あるまいな?」
◎ 手下:
いいえ、旦那様。
私は、あの方の名前を忘れてしまい、
ましたが、
ネロでは、ないこと、だけは、
よく存じております。
ネロは、あの方の家来で、ございます。
あの方に、比べますと、
ネロ、などは、
ヘッポコの、弱虫です。
ネロは、幾度となく、
皇帝に、反旗を翻しましたが、
その都度、いつも見事に、
叩き潰されて、しまいます。
けれども、ネロも、なかなか狡猾な男で、
いつも、監視者の隙を狙って、
逃げ出しては、一騒動を、起こします。
そして、捕まるごとに、
皇帝から、極度に惨たらしい、
刑罰を受けます。
いやはや、ネロイジメは、
皇帝の一番の、お気に召した、
娯楽の一つで、ございます。
以上です。
驚くべき、会話の内容です。
この「地獄」の都市には、
残虐なことで、有名な、
古代ローマ皇帝のネロが、
いる、とのこと、です。
そのネロにして、
現皇帝には、かなわない、
との、手下からの、解説で、
ありました。
現皇帝の、表情は、
深い深い、シワが刻まれている、
とのこと。
一瞬でも、油断できない、
立場にある、ようです。
謀叛を起こされないよう、
常に、警戒し、
恐怖でもって、自分の権力の維持を、
図っている、ようです。
そういう「心」が、
「地獄」の、この境涯と、マッチしており、
【霊界】に、こんな街を作り上げた、
としか、言いようが、ありません。
恐ろしいことですが、
そういう世界が、あることを、
知っておくことは、
「人生」で、真に有益になることと、
私(※一風)は、確信しています。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。