だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 93
◎ R氏からの、報告
※ 「地獄」の下層部 ③
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☆☆【私(※一風)から】
仏教の説くところでも、
「地獄」の責め苦は、凄まじいもので、
阿鼻叫喚「地獄」であることを、
教えています。
イギリス人であるR氏が、
仏教のことを、生前、知るすべは、
なかった、と思われますが、
その報告の内容は、
まさしく、仏教の説く「地獄」、
であります。
洋の東西を問わず、
「地獄」のことが、伝えられている、
ことは、
それが、R氏の報告を待たず、
真実であるから、だと、
言えましょう。
さて、
鬼に追い回される、逃げ回る亡者の一人となった、
R氏ですが、
鬼から、どんなことを、されるのか?
この「地獄」での、亡者とは、
どんな「心」でいるのか?
その報告に、耳を傾けましょう。
◎ R氏:
早速、吾が輩も、そいつ(※鬼)に、
むしゃぶりついて、みた。
が、どういうものか、
今度は、サッパリ力が、出ない。
さすがの吾が輩も、今度ばかりは、
往生させられて、しまった。
忌々しいやら、口惜しいやらで、
胸の中は、張り裂けそうだが、
いかんともし難い。
もがきながら、地べたにぶっ倒れると、
今度は、誰か(※鬼)が、
錐のようなものを、吾が輩の身体に、
突き通すので、覚えず、
悲鳴をあげて、夢中で飛び起きる。
いや、その苦しさ!
と言ったら、
とうとう、吾が輩も、他の亡者どもと一緒に、
どことも、あてどもなく、
一生懸命、駆け出すことに、
なって、しまった。
そして、ここからが、
真の恐怖時代の、始まりであった。
先へ先へと、我々(※亡者)は、
闇の空間をの中を、駆り立てられ、
ただの、一歩も、
ただの、一瞬も、
止まることを、許されない。
終いには、「自我」が、
身体の中から、叩き出されるような、
気持ちが、した。
無論、我々(※亡者)は、
逃げるのに、忙しくて、
お互い同士、口をきくことも、
できない。
今回は、以上です。
いやはや、凄まじい内容の、報告でした。
身体を錐で突き通される、とは、
どんなに、激痛であること、でしょう。
永遠に、追い立てられ、
鬼に捕まっては、錐で、刺される。
逃げるしか、術のない、
絶望的な、世界。
大勢いる、亡者たち。
大勢いるのに、お互いに、
言葉も、交わせない。
どうで、しょう。
悪行の報いとは言え、
こんなことが、待っているのなら、
悪行など、しないで、ありましょう。
私たちの生きる、この地上でも、
悪行、犯罪が、絶えないのは、
その報いとして、こんな「死後」が待っている、
ことを、知らないから、
という、【真理】への無知、
が、あるのだと、言わざるを得ません。
「人生」、悲しいかな、で、
あります。
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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。