だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 94

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の下層部 ④

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
☆☆【私(※一風)から】

 なぜ、このような「地獄」があるのか?

 お考えに、なられたことが、
 おありで、しょうか?

 【この世】と、【霊界】とは、
 対照をなして、おります。

 【霊界】でのことが、【この世】に、
 反映され、
 また、
 【この世】のことが、【霊界】に、
 影響する、のです。

 二つの世界は、関わり合って、
 存在している、訳です。

 この、「地獄」という世界は、
 地球、独特のもの、であると、
 (※【神様】より)教えられたことが、
 あります。

 ということは、地球という星が、
 まだまだ未熟な【魂】のための星、
 であるため、
 未熟な行為、行動に至らせる、
 我々の【魂】の、未熟な「心」が、
 そのような世界(※「地獄」)を、
 必要と、している、

 と、言えるでしょう。

 もっと、進んだ【魂】の星には、
 もはや、【霊界】には、「地獄」なども、
 存在しないと、仰られました。

 地球とは、未だ【真理】を体得できていない、
 【魂】のための、星で、
 あります。

 この、無惨な「地獄」も、
 必要があるからこそ、存在していると、
 解釈すべき、でしょう。

 R氏からの、報告(※「地獄」譚)を、
 読むごとに、私(※一風)は、
 そういう、思いを、させられます。

 さて、
 今回は、「地獄」の亡者の様子を、
 R氏は、報告してきて、います。

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 我々亡者は、鬼に追われ、
 つまずく、
 倒れる、
 起きる、
 走る、

 ただ、それだけ、である。

 亡者の仲間は、
 男もあれば、女もある。

 たいていは、着物を着ているが、
 どうかすると、素っ裸の者も、
 ある。

 着物は、あらゆる時代、
 あらゆる国の物で、
 ただの一枚とて、ボロボロに、
 引きちぎれて、いない物は、ない。

 我々は、陰陰たる空気を通して、
 お互い同士の、顔ぐらいは、
 認めることは、できたが、
 しかし、
 我々の通過する、この地方が、
 どんな、所であるか、
 サッパリ見当が、つかない。

 ただ、一途に、鬼どもの、
 笞から、逃れたいと、思うばかりで、
 無我夢中で、闇から闇へと、
 くぐり入る‥‥。

 以上です。

 ただただ、鬼から逃げるしかない、
 亡者たちの、哀れさを、
 覚えます。

 そして、ここにも、
 たくさんの亡者たちが、うごめいて、
 いるのです。

 地上での、行為の報いとして、
 「死後」、こんな境涯で、
 苦しむことと、なる‥‥。

 【真理】を、知らなかった、
 とは言え、辛い辛い、事実で、
 あります。

 次回は、鬼について、
 報告を、聞きます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。