だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 101

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」のどん底 ①

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☆☆【私(※一風)から】

 この、サブ標題、
 「地獄」のどん底、
 を、見てお分かりかと、思いますが、

 いよいよ、R氏も、遂に、
 行き着くところまで、
 行き着いた、のです。

 「地獄」の下層部の、まだ下で、
 あります。

 R氏の「自分本位」の悪行の、
 報いを、受ける時が、
 来たようです。

 鬼と取り引きし、
 「地獄」の大都市(※吝嗇国)に、
 連れて行かれ、
 そこの住人を、百人、騙して、
 鬼のいる、下層部へと、
 引きずり落とそう、という、 
 大悪行、でありました。

 鬼に、うそぶかれている、
 とも、知らず、
 R氏は、鬼から、褒美をくれる、
 のを、待っていたのですが‥‥。

 さて、どうなるのやら、
 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 我々が、いよいよ呪われたる、
 約束の地(※「地獄」の下層部)に、
 落ち着くと、同時に、

 たちまち、無数の鬼どもが、
 前後左右から、バラバラと、
 群がり寄ってきた。

 「ともかくも、これで、褒美の品に、
  ありつけるな‥‥」

 と、吾が輩が、独り悦に入ったのも、
 ホンの一瞬であった。

 褒美どころか、
 あべこべに、一人の鬼から、
 こんな、引導を渡されて、しまった。

◎ 鬼:

 お前は、悪魔の役割を、
 横取り、しやがって、

 人間を、こんな所へ連れて来たが、
 よく、考えてみるが、いい。

 俺たちと、お前たちとは、
 種類が、違う。

 お前たちには、そんな事をやるべき、
 権能は、少しもない。

 俺たち鬼は、
 人間を憎んで、それをイジメるのが、
 天職だ。

 お前たちは、もともと、
 人間の部類で、
 これを、憎んだり、イジメたり、
 すべき、権能を、持ってはいない。

 お前は、単なる利己心から、
 お前の同朋を、裏切ったのだ。

 俺たちの仕事とは、まるっきり、
 畑違いだ。

 馬鹿にするない。

 人間が、いかに鬼の真似をしたから、とて、
 本当の鬼に、なられて、
 たまるものか!

 俺たちの天性と、
 お前たちの天性とは、
 根本的に、違っているのだ。

 こら! 畜生!

 サッサと、自分の仲間のところへ、
 すっこめ!

◎ R氏:

 吾が輩は、鬼から、こう言われて、
 ほうほうの態で、
 自分が、誘惑して来た亡者たちの群れに、
 戻ったが、

 それも、ホンの一瞬のことに、
 過ぎなかった‥‥。

 以上です。

 やはり、R氏は、
 鬼から、騙されていたのです。

 「地獄」とは、騙しの連続の世界、
 であることが、わかります。

 【この世】でも、
 騙し、詐欺、が、横行しています。

 オレオレ詐欺、
 結婚詐欺、
 ネズミ講詐欺、
 洗脳商法、

 これらの、悪行は、
 【この世】で、たとえ、一瞬、
 いい目を、しようと、
 「死後」、ちゃんとそれなりの、報い、
 を、受けることとなり、

 「地獄」で、苦しみ、
 己が「心」を、洗わねばならない、
 ことと、なるのです。

 一生懸命、考えても、
 その努力の方向が、問題です。

 喜んで、人の役に立とうとする、
 「心」から、の、努力なのか?

 騙される方が、馬鹿なのだ、と、
 悪徳に手を染めて、
 やった、と思っている、努力なのか?

 この、R氏からの、報告を、
 ぜひ、半面教師として、
 学んで、頂きたいと、思います。

 さて、R氏ですが、

 今や、鬼からだけでなく、
 騙して連れて来た、吝嗇国の住人からも、
 追い立てられる身と、なりました。

 そして、どうなるのか?
 それは、また、次回に‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。