だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 105

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」のどん底 ⑤

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☆☆【私(※一風)から】

 もはや、R氏は、
 絶対の暗闇、絶対の孤独境に、
 自らを、追いやった、ように、
 思います。

 「地獄」のどん底に、追いやられた、
 のでは、なく、
 自らが作り出した、世界に、
 自ら、はまり込んでしまった、
 のだと、思います。

 前後左右、
 そして、
 上も下も、
 真っ黒に染まった、真綿で、
 がんじがらめにされた、世界、

 それは、R氏の「心」を、
 現している、
 ので、ありました。

 そこまで、行き着かねば、
 芯からの、
 元々からの、
 【神】の分け御霊たる、【魂】が、
 発動しない、

 と、R氏は、自らを、追い込んだ、
 
 と、私(※一風)は、解釈します。

 いずれにせよ、
 R氏は、行き着くところまで、
 行き着いた、のです。

 まるで、小さな子どもが、
 親からの、お仕置きで、
 真っ暗闇の、押し入れに、
 放り込まれた、ように‥‥。

 私たちに、そんなR氏を、
 批判する資格は、ありません。

 私たちも、大なり小なり、
 R氏と、同じ、なのですから。
 私たちが、人間で、ある限り‥‥。

 そもそも、
 私たちが、この地球上に人間として、
 生まれて来ている、と言う意味は、
 未だに、私たちの「心」に、
 「地獄」の部分が、残っている、から、
 だというのが、
 大きな理由だと、私(※一風)は、
 捉えています。

 この「地獄」話も、どこか懐かしく、
 感じるのは、
 私たちも、【霊界】で(※何回も何回も)、
 同じ目を、してきていた、
 からでは、ないでしょうか?

 また、前置きが、長くなりました。
 本題に、戻します。

 さて、
 そんなR氏の、「心」の内は、
 どうだった、のでありましょうか?

 今回は、そこが、語られます。
 私(※一風)は、ここが、
 重要な部分だと、思います。
 
 では、読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩の脳裏に、今度は、
 入れ替わって、闇の場面が、
 現れた。

 全然、寂滅、そのもののような、
 暗黒、である。

 叫ぼう、と思って、
 口を開けてみても、
 声は出ない。

 それは、闇が、
 口の中に、流れ込んで、
 栓をするから、
 である。

 『彼らの口は、
 塵芥をもって、塞がれるべし‥‥』

 吾が輩の、胸のどこかに、
 この文句の記憶が、残っているらしく、
 思われたが、
 その文句の、出処を捜す気にも、
 なれない。

 とにかく、寂しくて、
 たまらない!

 なさけなくて、
 しょうがない!

 たとえ、
 鬼の笞に、ぶたれても、
 上の境涯の方が、どれほど恋しいか、
 しれない、

 と、思ったりも、したが、
 それすらも、もはや、
 高嶺の花、であった。

 以上です。

 ようやく、ここに来て、
 R氏の、落ち着いた「真心」が、
 語られた、ように、
 思います。

 『彼らの口は、
 塵芥をもって、塞がれるべし‥‥』

 という、言葉が、
 R氏の胸の内から、出てきました。

 自分の口は、
 暗黒物質で、塞がれても、
 当然なのだ、

 と、悔いている、のですから‥‥。

 「思い」は、口に出ます。

 口にでるのは、「思い」がある、
 からです。

 やっと、素直な「思い」が、
 R氏から、出てきたように、
 思います。

 それまでは、あまりに、
 R氏の「心」は、ひねくれており、
 負けず嫌いで、
 それを、実行してきた、のです。

 さて、何かの兆しが、
 R氏に、現れるで、しょうか?

 それは、次回に‥‥。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。