だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 108

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」のどん底 ⑧

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☆☆【私(※一風)から】

 ついに、R氏から、
 【神】だの、
 『聖書』からの聖句、
 「【神】よ、汝は何故、我を見捨て給えるか?」
 が、出てきました。

 これまでの、強がり一辺倒だった、
 R氏からは、
 およそ、聞かれなかった、言葉です。

 「【神】よ、‥‥」
 は、問題とされている、言葉です。

 それは、イエス・キリストが、
 磔刑に処せられ、まさに死の間際に、
 言った言葉、とされているから、です。

 解釈が、たいへん難しい、
 聖句で、あります。

 ですが、それが、R氏から、
 出てきたのです。

 R氏にとって、まさに「今」が、
 磔刑に処せられる、のと、
 同じ、局面だと、
 思われた、ので、ありましょう。

 「今」まで、【神】のことを、
 真剣に、考えて来なかった、
 R氏です。

 それが、ここ「地獄」のどん底で、
 【神】を、真剣に、思うように、
 なったのです。

 人間にとって、いよいよ最終局、
 となったとき、
 やはり、思うのは、【神】のこと、
 で、ありましょう。

 そこまで、追い詰めらて、
 やっと、R氏は、【神】を思った、
 のです。

 追い詰められ、なくとも、
 普段から、常に、【神】のこと、
 を、考えられる、人間こそ、
 理想では、ないで、しょうか?

 さて、前回に引き続いて、
 R氏は、何を思うので、ありましょうか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 【神様】だけは、人間の苦痛の一切を、
 知っておられる。

 このこと、のみは、
 吾が輩は、断じて、
 それが、事実であることを、
 保証する。

 最初、この考えが、
 吾が輩の胸に、浮かんだ時には、
 格別、それを、大切な事柄だとも、
 思わなかった。

 が、だんだん時間が経つにつれて、
 これは、何か深い意味が、こもっている、
 事のように、思われてきた。

 吾が輩は、考えた。

 もしも、【神】が、人間の苦痛を、
 知っていらっしゃる、なら、
 愛の権化である【神】は、
 人間に対して、多少の憐れみを、
 抱かれる、筈である。

 無論、【神】は、
 めったやたらに、我々を、助ける、
 訳には、いくまい。

 枯れる樹木は、枯れねば、
 ならない。

 しかし、もしも、【神様】が、
 どこかに、おいでになる以上、
 必ず、吾が輩のことを、
 憐れんで、いてくださる、に、
 相違ない‥‥。

 以上です。

 R氏も、やはり人間です。

 追い詰められた、絶体絶命のR氏に、
 【神】を考える、種が、
 芽生えた、のです。

 これは、物凄いこと、です。

 思わなければ、何も始まらない、
 のです。

 それは、【この世】であろうと、
 「地獄」であろうと、
 同じことです。

 さて、あなたは、いかがで、しょうか?

 【神】のことを、考えられて、
 おられるで、しょうか?

 私(※一風)は、ことあるごとに、
 考えて、おります。

 それは、私(※一風)だけの、
 理由からです。

 それについては、いずれ、
 回を改めて、申しあげる、機会も、
 あるでしょう。 

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。