だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 124

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第二境 ④

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☆☆【私(※一風)から】

 私(※一風)が、今回、ここまで詳しく、
 「地獄」からの報告を、
 載せているのは、なぜか?

 それは、決して
 
 このような悪行をしたら、
 こんな「地獄」に堕ちることに、
 なるのですから、
 悪行に手を染めることは、
 止めましょう、

 と、あなたを、脅す意味で、やっている、
 のでは、ありません。
 
 確かに、短絡的な意味では、
 悪行の報いが、こうなるのだから、
 気をつけて、ください、
 しないで、ください、
 と、とらえることも、できるでしょう。

 しかし、私(※一風)の意図するところは、
 そんな、ものでは、ないのです。

 【真理】に学び、
 あなたの「人生」を、明るく豊かなものに、
 していただきたい、だけのこと、
 なのです。

 【真理】に学べば、
 悪行をしない、
 ではなく、
 悪行などというものとは、
 縁が切れる、のです。

 悪行とは、無縁と、なるのです。

 この道を、真っ直ぐ進めば、
 崖から転落する、
 と、知っていれば、
 真っ直ぐ、突っ込む人など、
 いない、でしょう。

 ですが、
 この道の先のことを、知らない、
 また、知ろうとも、しない、人が、
 目先のことに、目を奪われ、
 真っ直ぐ突っ込んで、いくのです。

 道しるべが、【真理】と、
 言えます。

 悪い報いを受けるから、
 悪行を、しない、

 のではなく、

 明るく、共栄したい、から、
 善事を、当たり前に、為す、

 と、なっていただきたい、
 わけです。

 さて、R氏のことに、
 戻ります。

 今、R氏は、再び、鬼から、
 厳しく鞭打ち、されています。

 R氏は、それに耐え、
 【神】への「祈祷」を、しています。

 R氏に、道は開けるので、しょうか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 吾が輩は、ふと、崖のすぐ下に、
 黒光りのする、イヤに汚らしい、
 池があることに、気がついた。

 吾が輩は、一瞬の躊躇もなく、
 その池に、飛び込んだ。

 その池の水は、
 どちらかと言えば、
 ギラの浮いた、地上の汚水に、
 いちばんよく、似ていた。

 吾が輩は、ともかくも、
 この池を、泳ぎ越そうとした。

 すると、鬼も続いて、
 水の中まで、追いかけて来て、
 吾が輩が、少しでも、水面に顔を出すと、
 ピシャピシャと、鞭で打つ‥‥。

 いや、その苦しさと言ったら、
 なかった。

 が、一心に【神様】を念じながら、
 屈せず、前進を続け、
 首尾よく、対岸まで、こぎつけた。

 それから、吾が輩は、
 絶壁の真下にうずくまり、
 命がけで、「祈願」を込めた。

 と、見れば、
 吾が輩の腰の周りに、
 一条の細い紐が、かかっている。

 なるほど、よく調べてみると、
 それは、沢山の輪をつなぎ合わせて、
 こしらえた、一本の鎖で、
 その輪、と言うのが、
 吾が輩が、生前、積んだ、
 ホンの些少の、「善行」の印、
 なのであった。

 こう認めた、吾が輩は、
 どれだけ【勇気】が、湧いて来たか、
 計り知れぬものが、あった‥‥。

 
 以上です。

 まさに、『蜘蛛の糸』のような、
 展開です。

 一条の細い紐(※過去に為した、善行の鎖の輪)、
 を、【神様】が、用意してくれた、
 のです。

 この細い紐にすがって、
 この崖を上がることは、叶うので、
 しょうか?

 それは、また次回と致します。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。