だとしたら、どう生きますか?【霊界】からの言葉 126

◎ R氏からの、報告

※ 「地獄」の第二境 ⑥

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☆☆【私(※一風)から】

 私たちの「人生」とは、
 言わば、
 
 「一喜一憂」の「人生」、
 
 だとは、言えないでしょうか?

 ちょっとしたことで、喜び、
 ちょっとしたことで、悲しみ、
 
 時に、希望を持てたり、
 時に、絶望にさいなめさせられたり、

 目の前のことに、翻弄させられる、
 「人生」だとは、言えないでしょうか?

 そして、全ては、
 「時間」によって、薄められ、
 「時間」によって、解決されて、いく。

 気がつけば、歳もとり、
 老境にさしかかっている、
 ことになる、と。

 しかし、
 このような「人生」でも、
 「心」の芯に、【真理】を持てば、
 「人生」観は、ガラリと、
 変わります。

 相変わらず、身の回りに起きることは、
 変わりませんが、
 それに対する、受け止め方が、
 まるで、違って来るのです。

 言わば、
 種明かしを知らない、
 真に迫った、マジックショーを見せられて、
 洗脳させられていた、状態から、

 ちゃんと、マジックの種を知り、
 どんなマジックショーであろうと、
 落ち着いて、見られる、
 立場を得た、

 のと、同じです。

 そうです。
 「人生」とは、一つの、
 真に迫った、マジックショー、
 だと、言えるのです。

 「人生」に、
 過度の、「一喜一憂」は、
 本当は、不要なのです。

 それを、私(※一風)は、
 あなたに、正しく、お伝えしたい、
 だけ、なのです。

 さて、R氏のこと、です。

 いつの間にか、身に付いていた鎖に、気づき、
 鬼の鞭打ちにも、堪えて、
 崖を登り始めました。
 
 さて、どうなるのか?

 読んでいきましょう。

◎ R氏:

 何回も、やり損ねた後で、
 とうとう、その岩角に、輪なを、
 引っ掛けることに、成功した。

 そして、この細い鎖を、たよりに、
 絶壁を登り始めた。

 「どうぞ、この鎖が切れませんように‥‥」

 吾が輩は、この時ばかりは、
 今までにも増して、
 真剣に「祈願」を【神】に捧げた、
 のであるが、

 不思議なもので、
 鎖は、みるみる太くなるように、
 思われた。

 しばらくは、鬼は、依然として、
 後ろから、吾が輩を鞭で、打ち続けたが、
 やがて、その鞭も、届かなくなり、
 最後には、
 辛くも、例の壁面の畝まで、
 たどり着いた。

 が、四方は、真っ暗で、
 何が何やら、サッパリ判らず、
 
 鎖は? と思って、
 後を振り返って、見たが、
 いつしか、それさえ、消え失せていた。

 しばらくは、絶望の吐息を漏らしていたが、
 そのうち、良い考えが、
 少しずつ、湧いて来た。

 つまり、

 役にも立たない、絶望の非を悟り、

 ともかくも、ここまでの救護、
 に対して、

 【神】に感謝する

 気持ちに、なったので、ある。

 以上です。

 R氏の「心」は、確実に、
 向上しています。

 最後に、述べたものは、
 全くの、【真理】です。

 ★ 役にも立たない、絶望の非を悟り、
   ここまでの救護に、
   【神】に感謝する

 です。

 私たちの、「人生」で、
 このことが、日々、できているでしょうか?

 「思念」は、叶う、
 のです。

 直ぐにでは、ありませんが、
 「時間」をおいて、
 必ず、「思念」したことは、
 そうなって、いきます。

 だとすれば、
 この「思念」の力を、

 「絶望」などに、使うのではなく、

 「希望」と「感謝」に、使うのです。

 そうできれば、
 あなたも、少し、
 【真理】を、体得したと、
 言えるでしょう。

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読者の皆様へ:今回も、お読みいただき、ありがとうございました。